リハ。緊張の音合わせ。

11月19日のディナーショー、リハ始まりました。

4月以来、歌の声を出していないので、すっかり自信無くなりつつの稽古でした。
でも、このメンバーとやるのも5回目?6回目?

ギターの増崎孝司さんが頼りの、マイ・マエストロ。
キーボードの安部 潤さんは、私を癒やしてくれます。
ベースの浜崎賢太くんは、心臓の鼓動のように、ブンブンブンって、支えてくれます。
パーカッションの中島オバヲさんは、私の身体を、いろんなに、運んじゃったり、
混ぜちゃったり、踊らせちゃったりしてくれます。

気心が分かると、一家だって感じで、嬉しいリハになります。

今回は、、、今の私じゃあ恥ずかしくて唄えない歌を唄うことにしました。

バイバイバーディの中で、アン・マーグレットが特大のセーターの中から顔だけ出して、セーターの中で着替えをしながら唄った歌、How lovely to be a woman 。
ウエストサイド物語の  I feel pretty フラワードラムソングの中の、I enjoy being a girl。
ペギー・リーの ’Cause I'm a woman を一気に唄います。

それから、それから、、、メチャ恥ずかしいんですけどネ、
「はいからさんが通る」「はいからさんのラブソング」を唄います。
はいからさんが通るって大和和紀さんの大ヒット劇画、これを一番最初に芝居にしたのは、新派だったんです。ですから、これは新派の主題歌でもあるんです。作詞は大和和紀先生。

それから、、、トム・ジョーンズが華麗にお尻を振りながら歌った、Love me tonight。
フランスが産んだ名バレリーナ。  ジジ・ジャンメールが歌った Sex mad.
まあ、色キチガイとでも訳したら良いのかしら?
次が、Make love to meと来れば、色色々で、、、お恥ずかしい、、、カモ。

ぐっと落ち着いて、「私はいけない女でしょうか」これは、新派の芝居「明治一代女」の歌なんです。
Hurt so bad . The end of the world ~World without loveと失恋の歌が続き、
アービング・バーリンの  You can have him。
シャンソンの人生は過ぎゆく〜愛の賛歌。 兵士の別れC'est finis.
Good-bye ベニー・グッドマンの曲に北村英治さんが参加してくれて、
ご一緒に Cabaretを、、、
そして、お客さまをお見送りする曲と、20曲!!!唄っちゃいます。

初めての曲が多いので、大大大緊張の音合わせでした。

途中からひょっこり遊びに来た人が、、、、「ドキッ」
リュウさんでした。上がりますよ、あんな上手い素敵な歌い手に、、、。

でも、増崎さんはじめバンドのメンバーは、リュウさんのメンバーでもあるんです。
リュウさん自身も、昨日までここでお稽古をしていらして、表敬訪問をして下さったんです。
あの、歌の甘さ、魅力、何処までもらくーに出るあの声。
あやかりたいな、、、と、つくづく想う。

稽古場からの帰り道、越路吹雪おねえさまの声が蘇った。

「ヨシエ、楽な発声を見つけなさい。長く歌手をやるならネ」って。




 
リハ。緊張の音合わせ。_d0071099_16483573.jpg

by funny-girly | 2009-10-14 16:59 | 音楽

水谷八重子 タワゴト

by funny-girly
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