秋もきっと

悲しいお別れ会をして参りました。

本当にお世話になった、M会長。

今年の春、初めてのライブハウスで、ビビリまくっていた私を応援して下さった。
今思うと、そうとうご病気が進行していらっしゃったのにもかかわらず、応援にいらして下さった。

食道癌、、、どんなにお辛かったことだろう。
それでも「良くなりました。退院します。ご一緒にお食事をして下さいますか?」って。
まるで、ご病気がなかったかのように、全く変わられず、デジカメで写真を一杯。

「心配しないで下さい。予防のためにもう一度入院しますけど」

「もう、大丈夫です。パーティにお誘いしても良いですか?」

「医者が、もう一度、念のために、、と云うので」って。

ときどきのご入院以外は、全く健康体の普通の人として人の面倒ばかり見ていらした方だった。

春のスイートベイジル、大勢さまお誘い下さって、ご自分もお出かけ下さって、皆さまのお席の心配をなさっていらしたそうだ。
そして、ショーの途中「先約があるのでご免なさい」とお一人でお帰りになられて、、、、。

そのひと月後、本当のお別れが、、、。
信じられませんでした。
奥さまだって信じられないでいらっしゃった。

お辛かったでしょう、どんなにか。
健康体の普通の人として、普段通りの生活をしていらして、胸を張って暮らしていらっしゃった。
人に見えないところで、病魔と闘っていらしたんだと今、わかりました。
壮絶な沈黙の闘病!
病み衰えず、毅然として、元気なお父さま&おじいちゃまでいらした。

病院以外、寝付くことをなさらなかったって、伺い、物凄い闘病だったんだと、物凄い勇者だったんだと、尊敬の気持ちが、悲しみに勝りました。

父が肝臓癌。母が子宮癌と乳癌。貴方は95%癌と云われている私。
その美しさを下さいませ。その勇気を下さいませ。お願いいたします会長さま。

18日のスイートベイジルのどこかで、最後までショーをご覧下さっていると信じ、懸命に努めます。

きっといらしてて下さいるM会長さまに唄いかけます。感謝を込めて、、、。
by funny-girly | 2010-11-10 22:07 | 悲しみ

水谷八重子 タワゴト

by funny-girly
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