2012年 11月 09日
普茶料理
伏見の海宝寺さんにお呼ばれした!
あの、柿がたわわになっていた。
こんな、蘇鉄があるって初めて知った。
何度も何度も、良重の時から来ているのに。
伊達政宗のお寺って何度も聞いているのに、、、
でも、この木が半分死に掛かっていて痛々しかった。
この「魚板」も足利義満ご愛用なんだって、何十年も前に聞いている。
こんな所で、雨風にさらされてて良いのかな?って思うんだけど。
お玄関にやっと辿り着く。
懐かしい!思い出イッパイのお家!
今日はただただ食べてばかりいないで写メを。頑張ろう。
まずは、おうすと干菓子でで歓迎。
ほっこり・・・
いよいよ、登場!私の大大大好物!日の出椀。
大きな梅をゆっくり、ゆっくり炊いて、フックラさせて、
それまでに壊れたのは放して、出来上がった梅にサッと半分だけ衣を付けてあげてお椀に。
そして、出て来た「ごまどうふ」
グリーンのお味噌がたまらない美味しさ。
さあ、次々と出てくる好物ばかり。これは冷製オードブルって感じのひと品。
この「普茶料理」ってみんなで一つのお皿から分けて頂くってことで、
ひとテーブル四人、今日はここだけ五人でした。
ひとりひと品なんだけど、好き嫌いの友人のお陰で二つずつ頂けた物も。
つぎは、葛をとろりとかけたあんかけ。
いったい何種類の物が入っているのやら。
銀杏、百合根、椎茸、、、今度、聞いておきますね。美味!
これは、ご飯の時まで残しておきたいひと皿。
四種類のまるで違った味の和え物。
ひょっとすると、一番好きかも知れない、このお椀。
しかしぃぃぃ熱いんだ!
冷めないんだ!
とろとろのあんかけの中に、お団子が一つ。
道明寺の中のあんが、椎茸を細かく細かく切って切って刻んで甘く甘く煮ている!
ほんと!ほんとにゾッとするほど美味しいの。
ゾッとするほど美味しいお椀を何故忘れるかって云うと、
メインと云うこのお皿に隠れてしまうから。
揚げ物のひと皿って簡単に云ってしまっては駄目!
人参、しめじ、獅子唐、大きな甘く煮た椎茸、干し柿、豚肉!
お精進なのにこの豚の一切れだけは、黄檗宗で許されている!
その由来は、聞いたんだけど忘れちゃった。
上にフワッと乗っているのは、葛素麺を揚げた物。
細い素麺で栗のトゲトゲを。
中はまったりの栗の実。パリパリまったり。栗の味。
そして、お漬け物が美しく出て来て、、、、
この上、ご飯だなんて!とうてい無理って思うけど、、、
新茶のてっぺんの茶葉をまぶしたご飯は危険!
かる〜〜〜い、軽い感じで入ってしまう。
こう云うとき、使うのよね。「ヤバイ」って。
今月、チョー忙しい二人。
そして、新派の原 節子。
新派家族!
久里ちゃんは先約があって。
来られませんでした、、、
by funny-girly
| 2012-11-09 01:47