2012年 12月 18日
ああ10年
お寒いなかをおいで下さいましたお客さま。
本当に感謝です。
演出の成瀬先生、1月のお稽古を控えながらの演出、ご指導、
本当に感謝です。
日本語の監修をして下さる渡邊先生、細かいチェックを
有り難うございました。
舞台監督の古山さん、小柳津さん、京都と博多からずっと、
お疲れさま。大感謝です。
照明の北内さんと皆さん。
音響の田中さん、有り難うございました。
ずっと私に衣裳を着せるという苦労をしている増田ちゃん。
花柳章太郎先生時代からの同じ衣裳をキチンと揃えてくれました。
むろん、おみねの衣裳です。見えない下着まで決まっているのです。
床山、、、本当は結髪の坂入清子さんは、
全員の頭の面倒を1人でみてくれました。
現代語訳の詠み人・加藤 衛さんは現代風にタブレットで朗読を。
私は、慌ててケント紙の表紙を、古風な千代紙に変えました。
おみね役の大野梨栄ちゃんは上出来でした。
可愛かった。
密かに助けるグレタ若旦那役、児玉真二さん、立派に二枚目をこなしました。
エントリーした人に配役するって云った途端、未だ4年生の木内宣輝くん。
「ボクに宇太郎をやらせて下さい」と恐れもなく言い切ったのが去年。
今年の進歩を嬉しく見守りました。
みねに借金を頼むしん叔母さんの久藤和子さん、
初出演ですが、嬉しがらせてくれました。
その素直さと感性に嬉しい驚きをくれました。。
10年「大つごもり」の協力者、矢野淳子さんさすがの貫禄でこの家のご新造。
金貸しと不動産で大金持ちになった山村家の主、ベテランの田口 守さん。
芝居をギュッと引き締めてくれて毎年、感謝です。
毎年可愛い節子役で出てくれていたお嬢ちゃんが試験で出られず、
叔母さんが責任を取って、役者に2日間だけカムバック。
新派OBの貫禄、、じゃない、、可憐さを見せてくれました。
本職の子役さんが「嬉しい」なんって、協力してくれて男女二役をやってくれました。
久保田真琴ちゃん、、、新派の女優さんにならないかなあ、、、なんて。
こんなこんなで、10年目の「大つごもり」終わってしまいました。
反省しています。
主婦の方は、14:00,2時にいらっしゃれても、
ウイークデイの夕方、夜の部の17:00,5時は早過ぎました。
会社からの方がどうやっても、いらっしゃれない。
寒い12月だから早く、、、って思ったのが間違いでした。
朗読、朗読、、、と言い過ぎて、
久保田万太郎先生の名脚色「大つごもり」に
9人もの出演者が居るって、驚いていらっしゃる、お客さまの声にこちらが改めてびっくり。
いろいろ、夢中で猪突猛進してきた「大つごもり」未だ未だ諦めませんよ。
来年は、気持ちも一新。リニューアルにて頑張ります。
by funny-girly
| 2012-12-18 01:10