歯車は狂わない

毎日が楽しい。

喜劇公演だからだろうか。

いいえ、喜劇は緊張する。

特に「花登」喜劇は一杯ある歯車が精密に廻ることを要求される。

その、どの、どんな小さい歯車でも、カチッと、ほんのちょっと、

突っかかっても、すべての歯車に響いてくる。

「花登」喜劇は綿密に計算された、歯車劇なんだ。

主役だって歯車の一つ。

細かい小さな歯車が廻って廻って来て、初めて廻れる歯車なんだ、、、って

初演から何十年たった今、つくづく思い知らされる。

花登先生がいらっしゃらない今、それを教えて下さるのは、

お客さまだ。実に恐い。花登先生よりも恐い先生だ。

歯車の狂いを見逃しては下さらない。

その証拠に、笑いを下さらない。

それだけに、恐くて楽しい。

芝居はひとりでは出来ない。みんなの歯車で作る大きな時計。

新喜劇、新派、そして梅雀さん古手川さん、紅葉さん、、、

初めてのメンバーが楽しく歯車を廻して行く。

「じゅんさいはん」新派の数少ない「新派喜劇」のひとつ。

喜劇の王さま新喜劇と混じって、楽しく廻っています。

25日までの新橋演舞場公演、是非、お出かけ下さいませな。
Commented by タマうさぎ at 2016-02-14 11:23 x
今月の演舞場、楽しませて頂きました。
お人柄の良さ、それだけではなく筋の通ったしっかり者の「じゅんさいはん」に八重子さんを重ねて拝見していました。
物語も最後まで引きずられる展開でとても面白かったです。
長丁場の舞台、どうぞ、お体お大事になさって下さいませ。
Commented by funny-girly at 2016-02-15 10:12
有り難うございます。
喜劇って、実は大変疲れます。でも、終わった後の、清々しい爽やかな疲れです。嬉しい疲れですね。風邪が恐くてビビっております。
有り難うございました。
by funny-girly | 2016-02-13 10:34 | 芝居 | Comments(2)

水谷八重子 タワゴト


by funny-girly