幼い恋の物語

新派文芸部の中川さんが書いてくれた筋書きは、あと回しにして、
岩谷時子先生の書いて下さった歌詞だけをまず、ご紹介いたします。

皆さま、良くご存じの樋口一葉原作「たけくらべ」より。

    幼い恋の物語

きこえてくる 下駄の音

お祭りの 笛

幼い恋は 哀しい  あたしの虹のあと。

二人でいつか  歌いましょうよ

子供の日のように ラララララララ

つめたい空 ゆれるのは

水仙の花

幼い恋は 哀しいあたしの虹のあと。


二人でいつか 歌いましょうよ

子供の日のように ラララララララ

はな緒のあと  にぢんでた

雪の日の 夢

あなたはどこにいるの

晴着を  見せたいわ

二人でいつか 歌いましょうよ

子供の日のように  ラララララララ


静かな三拍子の曲。 一間おいてズドドドドンって入る打楽器がドキッと
子供の日の想いを現実の中に引き戻す。素晴らしい楽曲です。

幼い恋の物語_d0071099_9354511.jpg

by funny-girly | 2016-08-29 09:39 | 音楽

水谷八重子 タワゴト

by funny-girly
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