女には恋

岩谷時子先生の「自選百詞集」に励まされて、
もうひと作品、書いておこう。

金色夜叉より、、、女には恋


あんなに青い空が ここにあるというのに
愛しながら 人は別れる

あんなに青い空が ここにあるというのに
親がきめた道へ 女は追われてゆくの

許してお願い あなたを傷つけて
どうして明日が 幸せでしょう

夜毎に 漁火もえて 私は胸が痛い

もう返らない 美しい青春(はる)
色あせた夢 女には恋だけよ


あんなに青い海が ここにあるというのに
思い出せば つらいことだけ

あんなに青い海が ここにあるというのに
あたし達が帰る港は どこにあるの

あなたを裏切り 運命(さだめ)に流されて
今では つめたい男の妻よ

毎日 あなたを想い
死んで 行くのでしょうね


許してお願い 私を哀れだと
死んだら 一と言 云って下さい

愛され愛した 若い二人はどこへ行った
もう返らない 美しい青春

色あせた夢 女には恋だけよ
もう返らない 美しい青春
色あせた夢 女には恋だけよ


私が唄うには勿体ない美しい曲です。
名人、萩田さんのアレンジの美しさ、、、
中村泰二さんのヒョッとして「夜間飛行」を越えるかも知れない曲。

金色夜叉をこれほど美しく作って下さるとは!
Commented by らいなす at 2016-10-16 07:07 x
岩谷先生は、ほんとうにいろんな歌を作ってらしたんですね。数行の中で物語の世界観を創り出す。素晴らしい技ですね。
Commented by kikuoyoshida at 2016-10-16 10:19
哀しい哀しい詞ですね…こういう女の人はたくさんいるんだろうな…
Commented by kikuoyoshida at 2016-10-16 10:19
哀しい哀しい詞ですね…こういう女の人はたくさんいるんだろうな…
Commented by funny-girly at 2016-10-16 12:37
らいなすさま
昔からの金色夜叉はこのストーリーですが、最近は赤樫満枝が出てくるバージョンでやっています。文学座のバージョンです。
Commented by funny-girly at 2016-10-16 12:45
kikuoyoshidaさま
昔からあったこの金色夜叉の歌は、「熱海の海岸散歩する貫一お宮のふたり〜ずれ」ですが、美しい歌詞、美しいメロディーに変わりました。熱海育ちの私は「夜毎に漁り火燃えて」って凄く実感があります。子供時代の思い出ですが。
by funny-girly | 2016-10-16 03:00 | 音楽 | Comments(5)

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by funny-girly