2008年 06月 28日
SHOW MUST GO ON
昨日は、お腹が痛いのを、我慢して、オトーサンは舞台を務めたのだ。誰にも何にも云いもせずに。
夜の部、鹿鳴館の潺湲亭で、團十郎さんの伯爵と、殺し屋飛田天骨とのやりとりを、私は久里子さんと木陰からのぞき見をしている場面、オトーサンいつもとちょっと違うな、、、と二人して思った。でも、3幕4幕飛田天骨は無事に努めた。
カーテンコールは無しにして、病院に行った。そして今朝、手術をすることになり、
夕べは代役問題で制作スタッフは大変だった。
そして、今日、手術も無事に、、、代役も、何とか無事に務めて、芝居は明日の千穐楽1回を残すのみとなった。
今、胸が一杯だ。後二日で降板したオトーサンの無念。腸閉塞を我慢したその役者魂。
一晩の自主稽古で、「婦系図」の酒井先生と「鹿鳴館」の飛田を代わった二人の後輩。
思わずカーテンコールで握りしめてしまった久里子の手の熱、そして倍以上の力で握りかえされた手の嬉しさ。
「ショー・マスト・ゴー・オン」それっきゃない私達生身の役者。
どうか、神さま、後、一日、後、一回、、、無事に努めさせて下さいませ。
by funny-girly
| 2008-06-28 22:42
| 無