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ないしょばなし

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水谷八重子 タワゴト

カテゴリ:芝居( 49 )

今日はもう、、、、
「大つごもり」が迫っている。

藤本隆宏さんが「石之助」をやるのは、、、5年振り?
その間に、事務所が変わったり、NHK「坂の上の雲」の大役を担ったり、
8月、9月の新派公演では、佐藤B作さんの病気降板に、助っ人をして一緒に巡業をしてくれたり、、
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5年の間に、やはり変わった。
大きなオーラが眩しくなった。

そんな彼が、狭い稽古場の片隅で、久保田万太郎先生の難しい台詞に一人取り組んでいる。

水泳の選手って、周り全てがライバル。その中で、一人孤独にスタートを待っている。

前はそんな彼に「一人でやっちゃダメよ。台詞キャッチボールして」なんて云ってた私だったけれど、テレビで水泳を見るともなしに見ている内に、孤独な戦いに挑む藤本さんの習慣がだんだん解って来たような気がする。
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大きく輝いて、5年ぶりに帰って来た「石之助」楽しんで見守って行こうと心に決めた。


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by funny-girly | 2010-12-05 00:09 | 芝居 | Comments(10)
終わりました。
ひとまず、終わりました。

大変な夏でした。
助けて下さるって、有り難いことです。
しかも、快く。

B作八ランに、すぐ変って下さった、松村雄基八ランさん。
スケジュールをやりくして、素敵な少尉さんになってくれた、藤本隆宏さん。

素敵な、楽しい、良い旅、良い芝居で各地のお客さまにお目見えしましょうね。
元気が一番! どうぞよろしくお願いいたします。

B作さんの一日も早い回復をお祈りしつつ、、、
by funny-girly | 2010-08-23 03:01 | 芝居 | Comments(14)
7月7日は作家、 服部 佳先生のお誕生日でした。
9月1日はプロデューサー&演出家、石井ふく子先生のお誕生日。
4月16日が、女優、この私。

1982年から、3人の誕生会を3人だけで祝うって云うのが、続いています。
スッゴイ。3人合わせて幾つになるんだろう?????
ともかく、28年間、年に3回の誕生会、誰も抜けた回が無い!!!!!って凄い。

今年も3人揃って、7月7日7時に集まりました。ヒロイン、服部先生
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私?
この写メール撮ってました。
by funny-girly | 2010-07-10 02:42 | 芝居 | Comments(10)
三越劇場の初日が開いた。
昨日の舞台稽古と、今日の初日と観に行った。
AグループBグループがあるのでみんなを観たかったからだ。

良くやっていた。みんな魅力的だった。頼もしかった。
本当は、言葉にならず、ハグしちゃいたい思いだったけれど、
ま、大先輩を気取って「良かったわよ」で済ませてしまった。

凄く良いです。川口先生の「浪花女」がこんなに良い芝居だと初めて知りました。
6日まで、三越劇場です。
是非とも、是非とも、観にいらして下さいませ。お願い申し上げます。
ご損はさせません。昼は11時30分〜。夜は3時からでございます。
by funny-girly | 2010-06-04 01:37 | 芝居 | Comments(4)
飯塚の嘉穂劇場での講演で、武藤芳照教授の「健康づくりのための運動のしかたと注意」

この講演が為になり、解りやすく、面白く、楽しいお話だった。

そして、ボードに、 「飯塚養生訓7ヵ条」として、、、

          ミ=水を、こまめに飲む。
          ズ=ずっと前の若さと力、あてにせず。
          タ=立って、歩いて、昇って、降りる。
          ニ=日光はビタミンDの発電機。
          ヤ=柔らかな、体づくりにストレッチ。
          エ=笑顔が、クスリ。
          コ=心豊かな感性を磨く。
と、具体的にお話をなさって、ボードに、ミ・ズ・タ・ニ・ヤ・エ・コと残して後に繋いで下さった。
この、7ヵ条こそが、そのまま私の講演のテーマ「舞台女優の健康づくり」なのです。

こまめに水、、、、ウン飲んでます。

昔の若さと力、、、あてにしてます、してます私。明日からしないようにいたします。

立って歩いて(ヤダな歩くの)昇って降りる(あぁすぐ息が切れて)調教いたします。

日光は、、、ソバカスからシミの基だって敬遠してます。日光とも仲良くいたします。

柔らかな体づくりはストレッチ、、、猫の真似してちょこっとやってます。

笑顔がクスリ、、、本当にそうですね。疲れてくると、氷の微笑、、じゃない、作り笑顔が固まっちゃいます。修行が足りないんですね。心から、自然な、無理のない笑顔でいたいです。

心豊かな感性、、、これこそ、役者にとって一番大切なもの。打てば響く感性、そう豊かにしていなくては、、、。

忘れませんこの7ヵ条。

やっぱり、凄い武藤先生。
こんな講演会にお誘い頂けて、もう、本当に光栄でございます。
参加させて頂けまして、有り難うございました。
by funny-girly | 2009-03-23 01:54 | 芝居 | Comments(4)
成れたような、、、成れなかったような、、、
出来たような、、、出来なかったような、、、

とにかく、無事に千穐楽を迎えられました。
終わってしまいました。

お寒い中をわざわざお出かけ下さったお客さまにただただ感謝。

風邪だ、インフルエンザだと騒がれる中、無事に迎えられた千穐楽。
有り難う、昔の恋人、善助はん、有り難う、仲居頭のお初はん、
有り難う、宝永楼の従業員、有り難う、玉袖、九重、初音、小車、美吉野、太夫さん達。
有り難う、ストライキの方々。新聞記者さん、かやく飯屋さん、嫉妬深いうどん屋さん、
島原会のお客さん、大日洋行ご一行、よね七はん、男衆さん達、
生演奏の廓芸者さん達。毎日お灸の恐怖に耐えてくれた喜美太夫。
そして、おえい役の先輩、深雪太夫の久里子さん有り難うございました。

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by funny-girly | 2009-01-27 23:19 | 芝居 | Comments(11)
もう、後、23日、24日、そして、25日で千穐楽です。
あ〜あ、何にも出来ないうちに、終わってしまうんですね、、、。

作品の大きさに完全に押しつぶされた感じがしています。

「太夫さん」昭和30年の再演の時から出逢っていた作品。
一番若いアプレゲールの太夫さん、小車太夫。
その後、脳膜炎患った、喜美太夫を何回も演じて、
初めて出会った、女将さん役のおえいさん。

難しい、、、です。ときどき途方に暮れてしまいます。
23日の2回、24日の2回、最後の1回、、、、後、5回。
その内、一回でも良いから、「おえい」さんになってしまいたい。
自分を全くなくして、おえいさん、そのものになりたい。

どうか、、、どうか、、、神さま、仏さま、北條先生、花柳先生、
おえいさんになれますように、、、、。
by funny-girly | 2009-01-22 18:42 | 芝居 | Comments(17)
今日は、無事に2回ずつ、
通して稽古をいたしました。

昼の部のお祖父ちゃまは、
安井昌二さん。

大きな手術をなさった後だけに、
会社が気を遣って、
夜の部は立松昭二さん。

昼ジイ&夜ジイ、なんて悪い呼び方を
しています。イエ、私1人がネ。

私の旦那さまは、笹野高史さん。
とぼけて人を笑わせるけど、
実は、正統派の素晴らしい俳優さん。
良い女房、、、じゃなかった、、良い奥さまに
なれますように、、、。

乞う! ご期待!

(しまった!お稽古に夢中で、稽古場写真撮るのを忘れました)
by funny-girly | 2008-08-27 21:43 | 芝居 | Comments(0)
お稽古の毎日が始まった。

石井ふく子先生だ。
身内にお稽古を付けて頂いている感じで、
ついつい呑気になってしまう。

飛んでもない事、って思いつつも、
ついつい甘えてしまう。

明日からは、全幕通しての稽古。
明日っからは、甘えません。
自らに厳しく、
自らの品格を重んじ、
良い妻、良い母、良い嫁になります。

お祖父ちゃま、お祖母ちゃまに仕え、
新婚の息子、嫁に気を遣い、
ホントに、真ん中の世代って、
ストレスが溜まるのですね。

さて、最後の最後、そのストレスの発散は???

乞う!  ご期待!
by funny-girly | 2008-08-27 01:41 | 芝居 | Comments(2)
暑かった、、、ですね、今日も。
でも、ほとんどを、涼しい(イエ、寒い)デパートで過ごしました。

花形若手新派公演は、今日は昼間一回公演。

その後に、日本演劇協会主催のファオーラムがありました。
協会員の私は、そのトークに出席したんです。

新派120年を振り返って、演劇評論家の水落 潔氏が司会。
至極真面目に、進行しました。

後半は、この公演のゲスト片岡愛之助さんが加わって、
今現在公演中の「紙屋治兵衛」と、作者の北條秀司先生の事などおしゃべりをしました。

結構、堅く、堅く、収まったんじゃないかしら。

後になって思うと、小春役の、瀬戸摩純を
少しも誉めてあげなかったことに気が付いた。

同じく、おさん役の、鴫原 桂ちゃんも
誉めるところがいっぱいあったのに、
何にも云ってあげなかった。
身内を誉める、、、これって、、、なんか、
とても気恥ずかしいって思っちゃったんですよ

やっぱり、身内なんですよ、ね。
「瀬戸摩純さん、良くやってましたね」って云われると
「いいえ、まだまだ、、、そんな、、、」なんて答えてしまうんです。


しかし、北條先生の舞台作りには、改めて「スゴイッ」って思い知らされました。


先生がまだまだお元気で、私が初めて、小春をやらせて頂いたとき、
最初の小春の登場の衣裳はすんなり決まったのに、
次の「散財場」つまり大勢の遊び仲間が、遊女を一杯呼んで、
飲めや唄えの大騒ぎで、湯水のようにお金を散財する場面。

その絶好調の真っ直中に、他所の座敷から小春が帰ってくるのだが、
その衣裳が、先生のお気にいらない。
「これしかないのか!」「強い色を持ってこい!」

何枚着替えても、先生のお気に入らなかったのだ。

困り果てた衣裳さん、とうとう真っ黒な芸者の出の衣裳を持ってきた。
「これで、模様のところがもっと面白いのがないのか?」

持ってきました衣裳さん。
まるで東京音頭を踊りそうに、裾に桜の花が、
バカーッと開いた、不思議な座敷着。

「おもろいやないか」とこれに落ち着いた。
以来、7回小春をやらせて頂いていたけど、その衣裳を毎回、着ていた。
北條先生の芝居は一回決まったら、誰にも変えることは出来ないのだ。
だって、北條天皇と呼ばれていましたもの。

今回、狭い三越劇場でもあり、
最初の衣裳と、散財場の衣裳を、小春は、入れ替えて、着ていた。

それを観て、恥ずかしながら、初めて気が付いた。
天皇の芝居作りの怖さ確かさ色彩の美学。初めて先生の凄さにひれ伏した。

大勢の酔っぱらいがグチャグチャに遊んでいる中、
普通の常識に掛かった遊女の衣裳では、めり込んでしまう。
この、大きなガタイの私でさえ、クッキリと目立たせたかった天皇の計算。
ゲームに負けて、取り囲まれて、帯を解かれる。
グルグルとハデに回されて、解かれた帯の下から、真っ赤なしごきが現れる。

そして、そのまま治兵衛と小春は、二階の小部屋でシンネコになる。
イチャイチャとする内に、エキセントリックな小春は、
おさんにモーレツに嫉妬する。

「おさんさんとは別れて」と治兵衛の首まで締め上げる。
そんな、小春の激しさが、真っ黒な着付けに真っ赤なしごき、治兵衛に
馬乗りになる裾には、ピンクの東京音頭の桜が開く。
きりきりと締めた真っ赤なしごきは、女のくびれた曲線を、
思いっきり見せられるのが、女優の強み。

と、、、これは、長谷川一夫先生に教えられたことで、
これまた、10代の頃から、不思議と守った教えの一つなんですけどね、、、。

その後の場から最後までは、羽織を着ているし、逃げ出してきた地味ななり。
色っぽい拵えは、散財場〜二階までの間だけ。

北條先生は、呑気な私を、生身の小春になるように、
そう、お客さまから観ていただけるようにと見張っていて下さった。
幸せな育ちの女優だと、つくづく思う。

ウルサガられても良い。これからの若手に、北條先生を伝えて行かなくては。
by funny-girly | 2008-08-19 05:40 | 芝居 | Comments(4)