水谷八重子 タワゴト

by funny-girly

<   2006年 07月 ( 10 )   > この月の画像一覧

あぁ、、初日

初日の幕があがりました。
どんなに自信ががあろうと、なかろうと、
無慈悲に初日の幕は開くんです。
狐狸狐狸ばなし、、、ド、が付くほどの喜劇は、
お客さまが、相手役みたいなものなんです。
相手役が、乗ってくれるだろうか、、、?
プイッと知らん顔をされたら、どうすればよいのか、、、?
私、この、家業をして(2006−1955=41)41年なんですよ。
それでも、幕があがる前に、逃げて帰って、
布団を引っ被って寝ちまおうか!?って思うんです。だらしのない!!!

しかも、しかも、この演出は、花道代わりに、
客席を使うんです。ああ、残酷な青井陽治先生。
舞台の上なら、客席の相手役が、少々冷たくとも、
高いところに上がっていることもあり、
「いいモン。こっちはこっちで芝居するモン」
って、逃げの手もありますが、
お化けに追われて「出たァ。ギャァァァー」と、
客席通路を逃げるストロークが結構長い。
うるさいなぁ、、、、なんて、引かれたらホント泣いちゃいそう。

でも、でも、今日のお客さまの暖かったこと!
「わーわー」って一緒になって下さった!
嬉しくって、お客さまの手を引っ張って一緒に逃げたくなっちゃった。
そんなことも、許して下さりそうな、お客さまでした。
ありがとうございます。
光栄でございます。こんなに笑って頂けて。

幕が閉まっても、拍手を頂いていたので、
急遽、明日からカーテンコールをすることになりました。
疲れ切っているはずの初日の夜。
早く明日が来て、早くお客さまにご覧頂きたい、、、。
そう、思える今の私、、、最高に幸せものなんです。
今日のお客さま、、、ありがとうございました。
最高のエネルギーを頂戴致しました。


(ないしょばなし)なんですがネ。
井上恭太くんって若手がおりまして、客席に酔っぱらいの役で、
鼻歌を唄いながら登場。と、あるお客さまに道を聴く。
むろん(たぶん)答えは返ってこない。
「あ、なんでぇ、お地蔵さまじゃねぇか」
彼は、じゅうぶん緊張しておりまして、
お地蔵さまに選んだお客さまが誰なのか、
まったく分かっていなかった。
大大先輩の淡島千景先輩だったのです。
すみません。お地蔵さまに無理矢理なっていただいて。
プロデューサーが、青ざめておりました。
恭太くん、知らなかったこととはいえ、
大先輩に共演して頂いて、栄光のひとときを頂きました。
ありがとうございました。
by funny-girly | 2006-07-26 01:43 | 芝居 | Comments(4)
さて、いよいよ、明日は、舞台稽古。
急に心配になったのは、お化粧のこと。
南座と演舞場でやった時には、
迷わず「白塗り」、、、それが新派では常識の役なんです。

しかし、朝倉 摂先生のシュールな、それでいて、
リアルな広さにこだわった舞台です。
演舞場の花道と、スロープを降りて、
お客様の中に混じって退場するのでは、
まるで違います。ド白塗りで良いのかな?
なんか違うって気がします。

まぁ、仕込みで忙しいスタッフの邪魔にならないように、
おきわの生活空間をそっと見て参りましょう。
意外にも、三善の舞台用品ではなく、
マキアージュなんてことになりそうな、、、。
「おきわ」が、いい女、、、じゃないと、絶対にイケナイ!!!
、、、、ここが、、、私の、、、つらいトコ、、、
by funny-girly | 2006-07-22 11:48 | 芝居 | Comments(2)
いよいよ、狐狸狐狸ばなし、はじまります。
今日が総ざらいでしたから、、、。
明後日から、シアター1010の舞台を使って稽古です。
わー、なんだか振り出しに戻っちゃいそうな、
そんな素人みたいな不安に駆られます。

昨日、みんなで話してました。去年はこのメンバーで、
不可思議な女と、煮詰まった男の
シリアスな芝居をやってたんだねって、、、。
それが、今回、この180度違う種類の芝居をやってる、、、。

役者って不思議なモンです。
生まれた時から、この役だったような顔して、
お互いにやっているのですもの。
劇団の仲間も、ゲストも関係ない。
役者ってみんな仲間なんですよ!
いとおしい仲間なんですよ!

さあ、、、良い稽古をして、
シアター1010の全てを手に入れて、
狐と狸、狸と狐に見事になって、
お客様をたぶらかすことにいたしましょう!!
たぶらかされて見て下さい。
結構、楽しいモンですよ。d0071099_1981431.jpg
by funny-girly | 2006-07-21 19:14 | 芝居 | Comments(2)

何をしてても、、、、

ああ、今日も雨。今年の梅雨は何て長いのでしょう。
梅雨だって思うと、うんざりぐったりするから、
あら、雨、何だ今日は、、、って考えることにしてみましたが、
この、湿気、、、じとじと感、、、バイウ、梅雨以外何ものでもない。


こんな時に、あの、おちびさん、
迷子のパレットは、どうしているかしら。
濡れずにいる?
食べ物はある?
怖い思いをしていない?

やっぱり、心に魚の骨みたいに引っかかって、
離れない。
大田区の方、公園にお散歩をなさる方、
通称「ガチャみけ」の耳の黒い猫を見かけたら、
ご一報下さいませ。
この子の両親は、呑気に平和に、
私と暮らしています。
早く、無事に一緒にしてやりたい!
避妊手術していない子なんです。
早く見つけなければ、
人に迷惑がられるノラ猫を、
増やしてしまうことになる。
どうか、どうか、情報を、、、d0071099_1075774.jpg
by funny-girly | 2006-07-18 10:01 | ねこちゃん | Comments(2)
長い、梅雨、、、この、湿気。
この暑さ、、、。そして、
だんだん、初日が迫ってくる。

何年ぶりかの、歌手は、心臓が破裂しそうになりながら、
石井好子先生の「パリ祭」ま、何とか、無事に済ませました。
優しい、暖かい、格好いい大先輩は、
「ありがとう」って優しくハグして下さいました。
名古屋のお客様も、気まぐれ歌手の私に、
一杯の拍手を下さいました。(嬉しかった)

そんな中にも、いなくなった「パレット」が
頭を離れません。どうか、どうか、探す当てになる情報が、
届きますように、、、祈っております。
よろしく、お願い致します。
by funny-girly | 2006-07-17 12:07 | ねこちゃん | Comments(2)
またしても、自分のページにご無沙汰してしまいました。
狐狸狐狸ばなし、、、のお稽古が、
だんだん煮詰まって来たこともありますが、
里子に出した猫ちゃんが、恋に狂って、
家出をしてしまったそうなのです。
育ての親と一緒に、
迷子の猫ちゃん捜しをしておりました。
今、どこで、どんなところで、どうしているのか、
無事なのか、彼の子供を身籠もっているのか、
どこかで、無事に生んでいるのか、、、。
いてもたってもいられない気持ちになってしまいます。
これを読んで下さった方で、
猫ちゃんに愛情をお持ちの方、
どうか、お助け下さいませ。
1年ほど前の写真しかありません。d0071099_05246.jpgd0071099_062620.jpg

これ以上、混じれないってほど、
いろんな色がぐちゃぐちゃに入っています。
比較的大きな耳で、
後ろから見ると、耳は真っ黒ですが、
頭に近いところから、
ぼかしになって、うすい毛色になります。
顔も、半分が、黒っぽくぼかしになっています。
今は、たぶん、大人になって、
もう少し、切れ長の目になっているだろうと、
想像します。



たぶん、大田区内のどこか?と、
思います。それしか分かりません。
萩中公園の運動場によく似た子がいましたが、
半年前に、ボランティアの方が、不妊手術をさせた、
身元のはっきりした猫ちゃんでした。
耳に、手術済みの印の、糸が付いていました。
でも、その付近なのだろうと思います。

4匹生まれた中の、
一番育ち遅れで、最後まで母親に、
くっついていた子です。
真っ黒なお兄ちゃんの後で見たので、
羊羹色に見えて、「ヨウカン」と呼んでいました。
お医者様に、連れて行って、
カルテに名前を書く段になって、
もう少しましな名前、、、と、
考えて、「パレット」にしました。
育ての親は「ヨウカン」と呼んでいたそうで、
彼女は「ヨウカン」と呼びながら、
私は「パレットーーパレチャン」と呼びながら探しました。
今、どこで、、、、お腹が空いていないか、
お水は飲んでいるのか、、、、。

ただただ、心配で、一刻も早く、
無事に保護出来ますように、
神に祈っております。
お願いです。情報をお知らせ下さい。
耳に糸の付いた、その子は、
「パレット?」と呼んだら近づいてきましたが、
本当のパレットはもっと怖がって潜んでいるかも
知れません。どうぞ、情報よろしくお願い致します。
by funny-girly | 2006-07-14 00:35 | ねこちゃん | Comments(2)
狐狸狐狸ばなし、、、の稽古始まりました。
またしても、脳の血管そこいら中が、詰まっている思いに駆られる。
覚えが悪い。こんな簡単なこと、、、って、思って台本を離すと、
ウソ!出てこない。台本を見直すと、あ、そうか、こんな単純な台詞だったんだ、と、
自ら呆れる。

しかし、凄い女です。私の役の「おきわ」って女は。
尽くすばかりの優しい、でも、ちょっとシツッコイ、、、今なら、ウザイ亭主を、
死ぬほど嫌って、河豚中毒ってことにして、殺しちゃうんですから。
好きで好きで堪らない生臭坊主と火葬場から手に手を取って、帰ってくる。
イヤーもう、エゴの固まり。
あーあ、芝居って難しい。
エゴの欠けらもないこの、私が、そんな女を演じなければならないのですから。
あ、そう、今年の我が夏のテーマは、「エコ」。
冷房、極力、切ってます。付ける時は28度です。
暑い、、、です。頭がボーッと霞んできます。
あーぁ、セリフ覚えなくちゃ、、、、。
by funny-girly | 2006-07-09 12:05 | 雑文 | Comments(0)

謎、怪、不思議

信じられないってこと、起きるんですね。

いつだったか、だいぶ前、経済新聞でしたかに、
先だって亡くなった岩城宏之さんが、
芸大の同級生、白木秀雄の思い出を書いていらした。
あれだけの、大ものドラマーだったのだから、
もっと悼まれてもいいはずの人なのに、
、、、何故か、名前が出てこない。
私の所為かな?なんて、馬鹿なことを、思ってしまう。

彼のレコードが、静かに引っ張りだこに、なっていると聞いた。
我が家のレコード棚を探してみた。有った。
昔っぽい10インチ版、普通のLPより一回り小さいレコードが。
コッピドク恥ずかしい!!ジャケット、、。
20才の私が目一杯、大人ぶって、セクシーぶった写真!!!
馬鹿馬鹿なんて物を残しちゃったの!?
捨て掛かって、探した目的に気が付いた。
それは、歌手水谷良重ではなく、そのバックを勤めている、
白木秀雄クインテットを聴いてみたかったからだった。

昔の自分の(今でも)下手な歌を聴くのは恥ずかしいィィ、、、
なんて思いながら、針を落とす。
あの、ジャズバリバリのクインテットが、ソフトーに、
あまーく、あくまでもムーディに神妙に演奏している。
YOU'RE THE TOP  の中に、メンバーの名前を織り込んでいる。
へぇー、こんな凝ったことしてたんだ、、、でも、
世良チンはいない。スリーピーも、秀坊の所に逝ってしまってる。

何とかこのレコードを、多くの人に聴いて貰いたいな、、、と、
思った。何人かの方に相談もしてみた。
そして、そのまま、忘れるんではないけど、そのまま。

スイングジャーナルってジャズの雑誌のインタビューを受けた。
そして「楽しみですね」って、コピーを一枚貰った。
なんと!ナ、ナント!!!
「昭和 ジャズ 復刻 シリーズ」
「JAPANESE JAZZ CLASSICS」
VICTOR篇
その上!7月21日発売なんですって!!!
それだけじゃない!
「発CD化!!SPレア音源2曲追加!!」って、
なんと、デビュー曲のハッシャバイとデビー・クロケットの歌、まで、
入っているではありませんか!。
d0071099_975752.jpg
相談した人の、
誰かが
密かに、
願いを、
叶えて
下さったの。
聞いてみた。
誰も何も
知らなかった。
私だって、
当人の私だって
知らなかったんだもの。
こんなことって
あるんですねぇ〜。
イエ、有るんですか!
  あーびっくりした。
21日、買いに行かなくちゃ。

でも、水谷良重、、、って、この名前、好きだな。
今でも、すれちがった人が「あ、ミズタニ・ヨシエ」って、
思わず云った声が聞こえる。
妙に嬉しい「頑張ってた良重って女優、覚えててくれたんだなぁ」って。
by funny-girly | 2006-07-03 09:18 | Comments(9)

私のドクター パート1

我がドクターはみんな忙しい。
患者が多いだけではない。
患者を引き取って面倒をみているのだ。

茶トラの「トラちゃん」の掛かり付けの、
「のりこ動物病院」はいつも一杯の患者さんだ。

診察室に時折、ちょこまか、頼りない足取りで、
小さなテリアが出てくる。
先生が「チョコちゃん、端に寄っててよ、
踏まれると危ないから」
チョコちゃんは「クスン、コホコホ」と
咳をしながら、トラの治療中の 先生を見上げる。
大きな目が真っ白だ。

「爺さん、17歳なのよ。目は見えない、耳も聞こえない、
毛もほとんどマバラになっちゃったけど、元気でしょう」
さらに 「この爺さん、運が強いの。阪神淡路大震災の時、
天井まで飛ばされて、それでも無事。
飼い主さんとニューヨークの公園にいた時に、
あの、9.11に出遭ったのね?爺さん?」
あまりにも長生きで、年をとって、
一緒に連れて行かれないので、
ここで、余生を送ることになったんですって。

「あ、あ、あ、爺さん、チョコちゃん(これが本来の名前だそうだ)
いつまでもオシッコの上に立ってないでどきなさい」
ちょっとご免なさいねって、
先生爺さんのシートを慌てて取り替える。

余生をドクターのもとで送れるなんて、幸せな爺さん。
ピンポーン、チャイムが鳴って先生待合室に、、、。
はいわかってます。お預かりいたします。って先生の声。
両手の手のひらで、大事そうに何かを抱えた先生、
中身を覘いた。
生まれたばかりの丸裸、、?、皮膚が赤くなって、、、
耳ばかり大きな、小さい小さいワンちゃんが、
不安そうな目で私を見返した。

「悪いところはないのよ。
一人にしておけないので、お預かりするの。
爺さんと同い年の、お婆ちゃんなの」
奥のお部屋に大事そうに連れていった。

先生の顔が輝いて見えた。
「ご免なさいトラちゃん、待っちゃったわね」
「う、グー」
「体重ちょっと増えたかな。痩せなくちゃトラちゃん」耳が痛いよ。
「さ、トラちゃんお耳どうかな?」 「シャーッ」
「怒らないで見せてよ」 「シャー」
話しかけながら、どんどん治療は進んでいく。
内視鏡でお耳の奥の奥まで診て
「綺麗、綺麗、後一回診てオーケーにしましょ」「パーンチ」
「あら、トラちゃん、あと一回来てって云っただけでしょ」
診察は終わった。

ドアの奥の、爺さんと婆さんを思った。
「お大事にね」って声にならない声を掛けて、
トラちゃんと病院を出た。
トラ、お前、幸せだね、良い先生に出会えて、、、。
      
by funny-girly | 2006-07-01 12:04 | Comments(0)
梅雨、、、暑い。ムシムシ。
でも、いいの、このままで、汗が出るから、、、。
汗をかいて少しでも、内臓脂肪を追い出さなくては!
今年の、私の、夏のテーマ!!!
それは「エコ」!!!
ウーンとケチケチして、冷房を惜しんで、
汗をかこう!。

今年の前半の6月、悲しみで締めくくり。
大事なお母さん馬、スイートチャリティは、
5月18日出産予定だったのに、なかなか生まれず、
やっと30日の早朝、お父さん(ブラックタキシード)
似の真っ黒な女の子誕生。
真っ黒だけれど、4本の足に白いソックスを、
履いたようだと、牧場からの報告。
それから、ひと月たたない6月26日の朝、
ソックスちゃんは、突然死していたそうな。
わりあい、良くあることなのだそうだ。
「あ、残念、そうなんですか」
事務的に答えた自分に驚いたが、ホラ、ネ。
やっぱり来た来た。二日たった間抜けな夜に、
突然、悲しさが襲ってきた。
「可哀想」何故?  何故死んじゃったの?
苦しかったの?お母さんはすぐ側に一緒にいたのに、
どうして助けてくれなかったの?
子育ての大嫌いなスイートチャリティ、
仔馬に何とかして上げられなかったの!?

馬のトランプの中から、出来るだけ
真っ黒な姿の写真を探して(4本ソックスはなかった)
名前を書いた、、、本名は「スイートチャリティの2006」って、
たぶん、呼ばれるんだろうけど、
スイートブラックと名付けて書いた。

お別れが多かった。
ノエル・カワードの「私生活」で、元夫婦、改めて恋人、、、って
不思議な役を楽しんだファンファン。
九州の後援会の会長、、、ステキな大野 茂会長。
東京の後援会の西村さま。
オカヤン、オカヤンって、呼んでいた、
私の京都の母が逝っちゃった。
絶対にいなくならない人って決めてたから、
いまだに実感していない。
京都にさえ行けば、逢えるんだと思っている。

ワーーーーイ、2006,平成18年、、、
さぁーーー!きっと素晴らしい後半でありますように。
西村のおばあちゃまからの、
嬉しい電話だってあったじゃないの!
「誕生日ですのよ、103回目の」って。
by funny-girly | 2006-07-01 02:43 | 雑文 | Comments(2)