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ないしょばなし

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水谷八重子 タワゴト

<   2007年 07月 ( 7 )   > この月の画像一覧

怪談・牡丹灯籠の台詞はもうすでに、すっかり忘れちゃったのに、
入れ替わりに「お岩」さんになっちゃったサムちゃんのお顔は、まだ腫れが引いてくれない。
麻布十番のお医者様にかかって、丹念に治療をしていただいているのだが、まるで、コアラみたいなお顔になっちゃった。
痛くも、鬱陶しくもないらしく、食欲はメチャあるし、仔猫(ったって、もう一年一ヶ月経ってるけど)達とももつれて遊ぶのもやっているが、やっぱりトラには懲りたのか、当たらず触らずの距離を保っているところをみると「ヤバイ相手だ」と思っているらしい。

猫って生き物は、勝手気ままで、自分の生き方を決して曲げないものだと、トラを見て思っていたが、どうしてどうして、、、学習することパソコン以上。
トラは自分を猫と思いたくないみたいで、人間の中に自分一人入って、チヤホヤされるのが大好きだった。
私がベランダから外の野良猫に声を掛けただけで大ジェラシー。

そのトラが、サムと奥さんのチビの存在を薄々知って、諦めたのかどうか、許し、仲間として受け入れた。サムは卑屈なまでも、トラのご機嫌をとっていた。
ただ、サムの奥さん身持ちが良すぎて、サム以外の誰が行っても、シャーッ!
ご飯上げに行っても50センチ以上近づくとたちまちシャーッ!!!
何度かトラは噛み付くなら噛めと云わんばかりに、チビに服従を迫った、が、シャーッパン!!
究極のシャーは後に炸裂音を残す。確かにパンって云った。いや、ポンに近かったかも知れない。ともかく、トラはボスの面目丸つぶれ。それでもチビの存在を許してる。

無愛想な女房と打って変わって、サムは大変な八方美人。
初めて来た人の膝にすりよじ登って、スリスリゴロゴロ。
そんなサムをトラは批判的なイヤーな目で睨んでいたけれど、どういう風の吹き回しか、この頃、そう、巡業の長旅から帰ってきてから、トラが突然すり寄ってきてスリスリ。
ゴマをするってことを学習した。

ところがトラのゴマは、サムとはちょと違う。要求したいことがあってのスリスリなのだ。
「もう、、、ちょっとぉ、ご飯の時間だろうがサ」スリスリ。
「テレビ面白いんだろうけどォ、みんながハラすかしちゃってるんだからサ」スリスリ。
「可愛いだろうがぁ、こんなに甘えてるんだからぁ」スリスリ。

さーそろそろ恐い。
ニャー、、、から、フンギャーに変わった。
「キレたゾ、このぉ!」
取りあえず無防備な、膝なり、肘なりにガブリっと来る。
甘咬みには違いないが、しっかり歯の存在を示してくる。

最初、仔猫たちは、面倒見の良いサムにべったり甘えていた。
3匹が先を争ってサムと寝たがった。
私の巡業中、誰もいないわずかの間に、サムとトラの間に何かが起こったのだ。
トラの茶色い毛と、サムの黒い毛が、固まりになって抜けて散らばっていたという。
そして、サムの顔が「お岩」さま。
コアラ顔になったサムは結構、孤独になった。仔猫たちのアイドルが変わったのだ。
男の子2匹は、我先にと、頭のてっぺんをトラのあご辺りにすり付ける。
トラは相変わらず、猫はイヤって態度をしているが、まんざらでもないみたいにも見える。
サムは早く女房のところに行ってやればいいのに、羨ましそうに指を咥えて見ている。


こんな風に、猫社会にどっぷり浸っていると、自分が人間なのをついつい忘れてしまっている。
私も学習しにゃくては、、、、にゃーーーーー
by funny-girly | 2007-07-28 21:26 | 何でしょネ | Comments(1)
関西八重子の会を、大阪のホテルで開いてくださって、
暑い中をわざわざ私の為にお集まり下さった皆さんの、お顔を見た途端、
胸がキュンってつまってしまって、、、。
ダイエット失敗リバウンドの女王の、この私。
鏡、見るたびごとに「ウヘッ」っと思わず目を瞑る。
そんな私のために、、、っと胸が一杯になるのです。

でも、嬉しさで、またまたお夜食を一杯頂いてしまった私なんです。

時って、どうして、こうも経つのが早いのでしょう!
お一人、お一人とじっくり心からのおしゃべりを楽しみたかったのに、
ぱーっとご挨拶をして、写真を撮って、、、時間が過ぎてしまって、、、。

幸せです。こんなに細やかな心遣いをして下さる方が後援会長だなんて。
自分を大切に、厳しく、磨かなければ申し訳ないってつくづく思いました。

9月の南座の新派公演は、二本立て。
北條秀司先生が、市川翠扇先輩の為にお書きになった「片恋」を、
京都にご縁の深い、山村紅葉さんと丹羽貞仁さんが演じます。

私は「女の決闘」で渡辺美佐子さんと決闘です。
久里子ちゃんとしか演じたことのない芝居ですが、その時の役と違う方の役を、今回は演じます。気持ちも新たに取り組みますわ。

花柳章太郎先生と母が演じた「女の決闘」
母と杉村春子先生が演じた「女の決闘」

どうぞ、お楽しみに、、、。
by funny-girly | 2007-07-24 03:26 | 何でしょネ | Comments(0)

暑中、お見舞い申し上げます。
               2007  蒸夏
by funny-girly | 2007-07-21 22:35 | Comments(1)
この日曜日、それを過ぎると、又、トラちゃんとしばしの別れになってしまう。
大坂に行かなくてはならないのだが、ま、一晩泊まって帰ってくる。
その一晩が大変なのだ。今、どの寝床で寝ているかしら?
みんな上手くいっているかしら?ガビチャンがのけ者にされてはいないかしら、、、。

怪我をしているサムちゃんは、無事にご飯を食べたかしら?
少しは腫れが収まったかしら?
そうなんです。私は馬鹿なんです。17月のカレンダーのような女なんです。
あら?ご存じありませんでした?
リュウさんの唄う17月のカレンダー、、、、
「笑われてもへっちゃラ、、、私は馬鹿だから、、、、」

この素敵な唄は男女のことを歌っています。

「笑われてもへっちゃラー、、、私は猫だから、、、、」

かなり馬鹿かも知れません。
by funny-girly | 2007-07-08 04:46 | 何でしょネ | Comments(1)

可愛い。なんてったって可愛い。
愛おしい。こんな愛おしさは、私を狂わせる。
人が見たら完璧に狂っていると見えるだろう。
「トラ、とっちゃん、可愛いトッコ、ダーイ好き好き好きダッコ」
と、羽交い締め「トッコチャン、ラブラブ、チュウッチュウ。
可愛いポンポン、はいパンパン。トッチャン、ラブラブ、ハグハグハグ」
終いには、化け猫声で「ギャーオォ」離せとばかりに猫パンチ。
でも決して爪を出してはいないトラちゃんだ。

巡業から帰って、大きな生活の変化があった。
私にとっての長年の夢が叶ったのだ。
トラが、私のベッドで一緒に寝てくれたのだ。
この感動を覚えたのは、朝8時15分、、、私が起きるには早すぎる時間だ。

ニャアーと、やや化け猫鳴きに近い声を掛けられた。
慌てて時計を叩く。「八時十五分で〜す」時計が答えた。
トラ、こら、まだ早いよ。寝た。
ニャアーーー。腕にすりすり。擦るついでにちっちゃな牙を、チクチク当てる。
「こんな牙持ってるよ。次はどーなる?」
解った解った、解ったからもうちょい寝かして、、、。
耳元でニャアァァァ〜。次に、頬骨を優しく、キュパクチ。噛んだ!

飛び起きた。起こされた。なんでトラが、、、、あ、夕べからここで寝てたのだ。
解った解った悪かった。朝ご飯を食べたいんだね。お寝坊してて悪かった。
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by funny-girly | 2007-07-07 11:14 | ねこちゃん | Comments(2)
旅から帰って、まずは、猫三昧の日々です。

怪談・牡丹灯籠は川野太郎さんの膝と、
前田 吟さんの足の親指の爪の犠牲の上に、無事に終わった。

家に帰って見ると、トラちゃんとサムちゃんが喧嘩して、
サムちゃんがお岩さまになってしまっていた。
目まで腫れ上がっているのだから、鬱陶しさは如何ばかりかと思うが、
そこは猫の我慢強さ、クンでもなければニャンでもない。

隔離した部屋に入っていくと、待ってましたとばかり甘えてくる。
膝によじ登って胸をよじ登って、私の顎の下に頭付きをしてから、
私の首に、自分のほっぺをスリスリする。
腫れ上がって、血の滲む左の方もすってくる。
痛そうでこちらが身体を引いてしまう。
お医者さまに連れて行った人の話では、
綿棒が入るくらいの穴が未だ空いているとのこと。
そこから、全ての膿を出し切って直るとのことだった。
早く直りますように、、、、。祈るッきゃない。
そっと膝から下ろして、部屋を出ようとすると、
ぐずった赤ん坊のような声を出して鳴く。
その間中、奥さんのチビは無言の行でカーテンの中で息を殺している。
何時になったら、出てきて側に来てくれるのだろう。
女らしい可愛い良い声をしているチビだ。
いつ?どこで?チビに触れることが出来るのだろう、、、。
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by funny-girly | 2007-07-05 13:47 | ねこちゃん | Comments(0)
終わった途端に、しんどかったのがウソのように、元気はつらつになりました。
やはり、「代役」ってことが違うのでしょうね。
ああ、倒れなかった、、、声も最後まで出ていた。セリフも台本通り言えた。
風邪も引かなかった。


そして、裏方さんの優しさ。私たちよりもっともっと、ハードだったでしょうに。
いつも朝の挨拶の笑顔が嬉しかった。
昨年「明日の幸福」で苦労してくれたスタッフだ。
忙しい舞台転換の最中でも、私の足下に注意していてくれた。
スタッフの、この優しさが、なんて云ったって、ハードな舞台、ハードなスケジュールを支えてくれる。舞台を支えてくれる。お別れは、バタバタとして、あっと言う間に別れてしまう。家に帰って、ぼろぼろに傷んだ台本を取り出したときに、改めて、じんわりと、嬉しさがこみ上げてくる。

行く先々で、訪ねて下さった、お客さま。いつも滅多にお目に掛かれない方たちだ。
わざわざいらして下さったぁ!って嬉しくなってしまう。
それに、な、な、な、んで?この土地に?
と、度肝を抜いて下さった方々、、、「わーーー追っかけだぁ!!!」って、大感動を有り難う御座いました。

有り難う。有り難う。有り難う。
本当に有り難う御座いました。
by funny-girly | 2007-07-04 09:57 | Comments(1)