大好きな大好きな阿部慎之助さま

2014年7月12日!
この日は、私にとって、生涯忘れる事の出来ない体験をした日なのだ。

責任無しで、結構面白そうだな、、、。
から、始まって、ピッチャーのマウンドって不思議だな、、、。
になり、、、。
だって、バッターをクルリクルリと空回りさせて、
三振の山を築いている時のピッチャーのマウンドは、
まさにお山の大将のエベレストの頂上。

フォアボール、デッドボール、ヒット、ヒット。ヒットそして、
ホームラーーーーン!なんて時のマウンドは、
まさに地獄の針の山。

お客や仲間からも吊し上げられている針の山だろうな、、、、、

そんな、ことを、フト考えていたら、、、、
どんな、どんな山なんだろうな?
登ってみたいな?

新派トラジェディーズって草野球をやってた時には登ったっけ。
あんなに高くは感じなかったしなぁ、、、、
簡単にキャッチャーに届いたしなぁ、、、

等と思う内に、想いはだんだん強くなる。
六大学野球で活躍した友人が、今は巨人のスカウトマンだ。
「ねぇ、投げたい。大好きな阿部さんのミットに投げたい!」
ワーーワーー云ってみた。

「始球式しかないですよ。」
「でも、そんな事を決められるのは本社の人しかいませんよ」
「ボクに云われてもどうにもなりませんよ」

諦めるどころか、日に日に想いは募っていった。
大好きな阿部慎之助さんの夢まで見るようになっちゃった。

芝居は大阪松竹座、藤山直美さんと楽屋が並んでいた。
彼女の「表札」には写真とサインの入ったフラッグが掛かっていた。
無論、トラ印だ。

「どなたかファンが?」と、問われて「阿部さ〜ん」
とたん直美さんの声が変わった。
「なんや!イチゴ大福かいな!阪神やっつけるから大嫌いや!」

電話が掛かってきた。読売の事業部からだった!
「生年月日を隠していらっしゃいますか?」
「???いいえ。まったく隠しておりませんが???」
「巨人がチーム優勝を初めてしたのが、水谷さんの生まれ年なのです」
そして続いて「ただ一つ、お約束できないことがあります。
その日、阿部が受けるかどうかは、お約束出来かねます」
「!!!???はぁ〜」

直美さんが教えてくれた。
当日、ブルペンでも練習させてくれまっせ。って。大先輩や直美さん。

夢が叶ったとたんに、友人は責任を感じてしまったみたいだ。
「お嬢さん」彼は昔の呼び名でこう呼んだ。
「お嬢さん、休みの時にジャイアンツ球場で練習しましょう」
彼は中央大学が優勝した時のエースだった。

厳しかった。けっこう厳しかった。
肘の上げ方、肘の柔軟から始まって、、、。
球場長まで参加してくれて、立派な雨天練習場のブルペンで投げた。
投げた。投げた。4,50球は投げたと云う。

無理をしないで、前に行きましょう、、、って。
18.44メートルは遠かった。
芝に足が掛かる所からは、ストライクのコースに行くようになった。

死ぬほど右腕が痛かった。
元プロ野球のトレーナーにすがって揉んで貰った。
「肘は此処まで開かなきゃ」
トレーナーは云って、ギギギっと痛い肘を外に開いた。

当日!
もう、私の頭は空っぽになった。何故かボーーーっとしっぱなしだった。
控え室に入った。

打ち合わせ通り、ユニホームの上着が来た。
YAEKO 背番号48(AKBじゃない)新派48だ。
赤いグローブと赤いスニーカーが来た。

d0071099_1233774.jpg

ネイルはキチンとジャイアンツカラ−に塗っていた。

阿部さんが来た!この辺から私の夢遊病感が始まった。
こんな、ツーショット撮って貰ったのを覚えてない。。。
フト思った。「ホントだ。イチゴ大福みたいに可愛いホッペだ!」
d0071099_1210238.jpg


原監督がわざわざご挨拶にいらして下さった。
急に牧野 茂コーチを思い出した。
お父さまがどんなに可愛がってバッティングの心配をしていらしたか、を、
話してくれたっけ。そのお父さまを亡くされたんだな、何て急に思った。

ボーーっと霞んだ夢の世界にさ迷っているみたいなわたしだったけど、
来るべき時間は,,,来た!

ドームの何処から出たんだか今もってまるで解っていない。
兎も角も、その日の晴れ舞台に登場した。

動き演出は教えられていた。
アンパイアが迎えて連れてってくれますから、付いて行くように。
ボールを受け取って、後は投げるだけ、、、って。

付いて行きました。

袖からお客さまの前に出ました!
「ンンン〜〜ン」息が止まった。

今まで見た事のない観客!
4万5千人、立錐の余地のない観客席がグルリッと取り巻いている!
バカな私は思った。

ワーーーーお客さまだーーー。
私は、今、この瞬間、お客さまの真ん中に立っている!
しかも、なんて高いんだろう、、、ここの舞台って!

こんな凄い舞台に立った事がない。
マウンド!
此処以上の舞台はない!
芝生の所まで前に出るつもりだったのに,予定だったのに。
此処を動いてたまるか!この舞台降りてたまるか!動けなくなっちゃった。

望遠鏡を逆さに覗いたように、遠い。阿部さんが遠い。
阿部さんの黒いミットの真ん中も黒いんだ、、、何を考えてるんだ私。
4万5千の観客と阿部さんしか存在していなかった。

早く、早く、早く投げなくっちゃ!
稽古通り、腕を上げた。
「痛ぇ!」電気が走った。横にそれたボールを阿部さんが追い掛けている。

恥ずかしい。ご免なさい。すべての皆さま。練習を付き合って下さった方々。
私にシッポが無くて良かった。オナカの前までシッポ巻いて引っ込んだだろう。

d0071099_1250460.jpg

杉内投手がいたことも、阪神の先頭打者がいたことも、
この写真を見るまで知らなかった。

色々な方々にご迷惑やら、お世話を掛けっぱなしにしたけれど、
私の生涯最高の日であったことは確か。
d0071099_12535014.jpg


届かなかったリベンジを果たしたいけどね。。。

# by funny-girly | 2014-08-03 13:12 | Comments(4)  

カチュウシャ可愛いや別れのつらさ

右端の写真は、「知音都市の紹介」として、

長野県ー中野市。長野県ー長野市。新潟県ー糸魚川市。島根県ー浜田市。

この四つの都市が行うイベントなんです。

中野市は、中山晋平を生み、糸魚川市は、相馬御風を生んだ。

浜田市は島村抱月の生誕地、長野市は松代がある。

日本初の新劇女優、松井須磨子を生んだ土地だ。

その四都市から、講演に来てくれと暑いお誘いがあった。

歴史的やら学術的やらに私は語るものなどなんにもない。

しかし、私の義理の叔父さん「水谷竹紫」は、早稲田の坪内逍遙先生の弟子である。

坪内先生が芝居の養成所をお作りになって、叔父もお手伝いをしていたらしい。

芸術至上主義の文芸協会の中から、松井須磨子が生まれた。

育てた演出家は島村抱月。2人は自然に恋に落ちた。

潔癖な坪内先生の怒りをかい、恩師坪内先生に別れをつげる。

私の叔父も、2人の劇団の旗揚げを手伝ったらしい。

抱月&須磨子の「芸術座」で幼い八重子、私の母は子役をやっていた。

アンナ・カレーニナを須磨子さんが演じる時、

息子セルジーの役で正式に舞台を踏んだ。

だから、、、私自身がお話しする事はないのだけれど、

いや、、、とは云えない境遇にいる訳だ。

私の知っている須磨子さんは、北條秀司先生の作品「女優」に出てくる須磨子さんだけだ。

「女優」の中には相馬御風さんも中山晋平さんも登場する。

北條先生が新派に書き下ろされる「女優」の松井須磨子は、

当然、母、初代八重子だと松竹は思っていた。

「違うよ。ボクの書く須磨子は八重子じゃない。良重だよ。猛獣のような須磨子を書く」

さあ?  どんなお話しが出来ます事やら。

# by funny-girly | 2014-07-17 00:39 | Comments(2)  

10周年特別企画エキサイトブログフ.....

頭に来る事ばかり〜〜〜〜〜!

アップルストアのお座なりの対応。
めんどくさそうな(確かにめんどくさい客だろうが)対応。

このエキサイトブログのまるで訳の解らないまでの変更。

もう、こんな機械を触るのはヤメロって天の声かも知れない。

これは、アップ出来るのか出来ないで何処か宇宙のゴミになるのか、
解らないけれど、兎も角書いてみる。

写真を出したい。いつもの場所がない。

APIが対応していません、、、、ってとこかしら?
画像雛形を適用、、、かしら?その隣の「設定」?それとも
「画像を選択」?
その下に「アップロード」ってこれ?
そして日付があって「画像がありません」だって!

さて、どうなる事やら???

# by funny-girly | 2014-07-14 10:54 | 怒り | Comments(0)  

あんまり暑いとオツムてんてんになりま=す。

藤山直美さんの公演「母をたずねて膝栗毛」

楽しく終わった。

直美さんの芸との向かい方、お客さまとの向かい方、
共演者との向かい方、すべてに頭が下がる。

若い頃、ご一緒した直美さんではなかった。
楽しさは一切、お変わりになっていなかったけれど。
でも。うわべは呑気そうなお顔で、みんなにナイスで優しく、
仲間内まで笑わせていながら、公演の重さはズッシリと一人で背負っていらっしゃる。
しかもそんな事はおくびにも見せないで。

ああ、これが本当の座長なんだって思った。

この公演そのものに「藤山直美」の名前が掛かっている。
直美さんに、ことごとく一生懸命立てて頂いている私は、
求めて頂いた、それ以上の働きをして、何とか報いたいって思ってしまう。


でも、そんな人ばかりではなかったんだなぁ。

俳優のオゴリ高ぶりには鳥肌が立った。
それでも、済ませる事の出来る俳優さん達はある意味、凄い。
凄いんだろうな。そこまでやれるなんて。でも私は、凄い役者にはなれない。
いつの間にか、親の舞台への厳しさを思い出していた。

ああ、幸せな事に私にはなれない。

みんなに喜ばれる役者よりも、、、、主役が1番やりよいサポーターでありたい。

# by funny-girly | 2014-07-11 16:09 | Comments(3)  

旅は道連れ五月晴れ

7月になってしまった。、、、もう!

今年は、旅が多い。

旅だろうと、何だろうと、芝居は楽しい。

5月は、大阪でお稽古をして、九州〜四国〜中国地方、

静岡から最後は大阪梅田芸術劇場で千穐楽。

皆さんに酷いご迷惑をお掛けした旅だった。


崩した体調を、持ち直し、お医者さまから、、、、

「間質性肺炎は、そのままですが、悪くはならないでしょう。

インフルエンザは完全に治っていますし、普通の風邪も治ってます」

って、確かに仰って頂いて、稽古に合流しました。

私、云われた通りに、一座する皆さまに申し上げた。

「風邪は治りました。ご心配掛けましたけれど、大丈夫です。

ときどき、咳が出ますが、親ゆずりの喘息ですから、ご安心を」


稽古に入って、翌日、相手役の渋谷天外さん、お顔が真っ赤。

冷や汗がタラタラ、、、、。咳もゴボゴボ。

風邪の残りを見事に差し上げちゃった!


それでも、ゲストの私に、お気をお遣い下さって

「大丈夫、大丈夫、飲み過ぎで〜す」


後に知ったことですが、それからは、次から次にと、

私の風邪が回って、回って、回っていって、、、出演者全員に。

スタッフさんたちにも、もれなくお分けしてしてしまったとのこと。

旅に行った全員にくまなく回ったんだそうで申し訳なくって。


天外さんはこよなくお酒が好きで、毎夜毎夜の酒。

赤鼻のトナカイみたいなお鼻になって、、、

「そんなに飲んだら身体壊すわよ」って云ったら答えが最高。

「ゆっくりと自殺してまんねん」

楽しい、、、美味しいもの食べ過ぎの旅でした。

# by funny-girly | 2014-07-04 17:08 | Comments(4)  

大阪で思い出す。。。

6月になりました。

5月で、その役目を終えてしまったSTB139を、
大阪の地で思っています。

数々の思い出を作ってくれたSTB139。
大阪の宿で、馬鹿な私は自分のブログを読んでいる。
そうしたら急にSTBに会いたくなってしまった。
一番古い思い出って何だったんだろう、忘れてしまっているけれど。

石井好子先生の84・5才のお誕生日コンサート。
客席から、84・5才の先生が颯爽とステージに。

客席からステージに架けられた3段の階段を、
先生の中ヒールの格好いい細い足がトントンと軽く上がっていらした。
余りの美しさに、ゲストで呼び上げられた私は、
トトトントントンとバランスを崩して、まあ、カッコ悪かった。

それ以来、STBの3段階段は、苦手になった。
その石井階段も、もう何処にも無い。

胸をドキドキさせながら、リュウさんの歌を聴きに行ったっけ。

STB139で唄おう!って決意したのもこの時だった。
リュウさんの事務所の寺島さんに出会えてから、唄おうって冒険に火がついた。
そして、増崎さんとの出会い。安部さんとの出会い。

増崎さんにはいろいろと教えられた。

「唄う!」ってことは、私にとって大冒険だった。
{良重}の名前を捨てて以来、八重子になってからまるで唄っていなかった。

冒険の始まりは、経験のあったディナーショーだった。
これまでサポートしてくれるバンドはみんな「良重ちゃん」って呼んでくれる世代だった。

ジョージ・川口さん&ビッグ4とはどんだけ世代の開きがあっただろう。
増崎さんのギターが眩しすぎた。恐れさえ感じていたっけ。
泣きそうに心細かった。

いよいよ時間が来て、さあステージにって云うとき、
増崎さんがメンバーに力強く云った。

「なにがあっても、歌について行くぞ!」

100万の味方に囲まれた気がした。
このお陰で私の「唄いたい病」に油を注いじゃったんだけれど。

その結果、初めてSTB、いわゆるライヴハウスに挑戦したくなった。

私にとってライヴハウスも、ディナーショーの延長だった。
それしか知らなかった。

格好良くって必死に突っ走って唄ってた私。
歌詞を間違えても体裁を整えていた私が、
MCで「間違えちゃった」ってことを喋った。

ギターを抱えて増崎さんがマイクに云った。
「間違えたらやり直しましょう!」

私が「ま、良くあることですので」

増崎さんががんとして云った。
「いえ、やり直しましょう!」

私も意地になって云った。
「じゃあ、2コーラス目だけ」

お客さまは増崎さんの味方だった。

そーなんだ、ここはライヴハウスなんだ、生なんだ。
お客さまと一体になって、今、ここを楽しむんだ。
生って今を生きるって事なんだ。

増崎さんにそんなことを教えられたSTB139だった。

増崎さんとはそれが最後だった。
「ピーヒャラピーヒャラ」のBBQの復活で忙しくなってしまったからだ。

それ以来、ピアノの安部 潤さんをてんてこ舞いさせている。
口数のメチャメチャ少ない安部さんが要をしっかりに議ってくれている。

最愛のライヴハウスを失って、私は次なる冒険を決意した。
恐れを知らぬこの冒険に安部さんも付き合ってくれる。

d0071099_091768.jpg
d0071099_083259.jpg

d0071099_012179.jpg
d0071099_0112791.jpg

d0071099_013673.jpg

d0071099_0123572.jpg

d0071099_0135332.jpg


さようならSTB139.思い出をイッパイありがとう!

# by funny-girly | 2014-06-03 00:23 | Comments(8)  

いまだに懐かしんでおります。

終わってしまった。

大好きだったSTB139。

六本木の老舗のライヴハウス。

完全に過去形で云わなければならなくなってしまった。

夢だったSTB139.

幾ら待っていたって、あちらから「出て唄って下さい」

なんて、オファーがあるわけじゃない。

自分でやらなくては!

勇気がいった。 怖かった。

でも、勇気を持って突破した。

2014年4月17日「歌は、私のミニドラマ」

思いっきり唄った。

体調は、、、最悪だった。

間質性肺炎、、、この日までには直らなかった。

インフルエンザに初めてかかっていた。

客席に降りて、お客さまのテーブルを回って、

ドアのところでお見送りするのを恒例にしていたのに、

もしも、写しでもしては、、、、、と、止められた。

でも、若いバンドのメンバーには写らなかった。

息も切れずに夢中に突っ走れた。

音楽監督、アレンジメント、ピアノ、キーボードの安部 潤さん。

チェロ、ギターの伊藤ハルトシさん。

ドラムスの沼 直也さん。

ベースの山敷亮治さん。

演出の青井陽治先生。

誰もインフルエンザにはならなかった。

だから私も、もう、インフルエンザは完全に治っていたんだわ。

そして、その、前日に誕生日を迎えてしまった私を

優しくケーキで迎えてくれた。

d0071099_6553534.jpg


無我夢中の最終のショーは終わった。

d0071099_771112.jpg


この日のスペシャルドリンク、、、、、一口なめたら、、、美味しかった。

開演1時間前くらいに、楽屋にお目見えする。

d0071099_7182029.jpg


舞台と舞台裏を仕切っている1枚のカーテン。

このカーテンの前で「パシャ! 「さ、行こう!」

「さ、行こう!」

この秋、同じメンバーで、私は唄う。

もう、このSTB139は、、、もう無い。

みんなで銀座にお引っ越し。

お客さまもお引っ越しに賛成して下さるかしら、、、

STB139のお庭やテラスの写真、

今度、アルバムのページをめくって見ましょうね。

# by funny-girly | 2014-05-24 07:37 | Comments(6)  

愛しいSTB139は終わって仕舞った。

随分ブログの更新を怠っていたのだわ、私。
IDもパスワードもすっかり忘れて、しばし、途方に暮れていたんですもの。

終わっちゃった。
終わって仕舞いましたわよ。

春と秋とライヴをやってたSTB139。
憧れだったライヴハウス。

5月の末で取り壊されるんですって。。。

歌舞伎座みたいに、テナントビルがそびえ立つ代わりに、
立派な新築歌舞伎座が出来るって訳でもない。

淋しい、、、ンじゃないのかな?みんな。

おセンチこいってたってしょうがない。
終わっちゃった私のライヴ、記憶しておこう。すぐに「忘却の彼方」に云ってしまうんだもの。


1)HELLO DOLLY
2) IF I GIVE MY HEART TO YOU
3) BOHEMIAN RHAPSODY
4) 百万本の薔薇
5)WEST SIDE STORY SUITE BY ABE JUN
6) 与之さん
7) THE LADY IS A TRAMP
8) AIN'T MISBEHAIN'
9) SEX MAD
10)人生は過ぎゆく〜〜愛の賛歌
11)あなたの声を聞けば聞くほど
12)CRY ME A RIVER
13) CABARET
14) DON'T RAIN ON MY PAREDE
15)I'LL SEE YOU IN MY DREAMS~GOOD NIGHT SWEETHEART

随分細かくとちったような気がする。
一度も間違えた事の無いヵ所を、大馬鹿三太郎風にトチってた気がする。

泣いても笑っても最後は最後!思いっきり良く、これが最後!笑うっきゃない!

ああああああ、17日の私の最後と、18日の最後の日が重なって、
ますます、豆腐のような頭がグチャグチャ。

写真の方が裏切らないかもネ。。。。

d0071099_1110287.jpg

d0071099_11154450.jpg
d0071099_11144449.jpg
d0071099_11135092.jpg
d0071099_1113294.jpg
d0071099_11112775.jpg


d0071099_11172287.jpg

几帳面な安部さんから送られて来た18日の写真!


まだ、本当の淋しさは感じていないみたいな私。
遅まきな私には、忘れた頃にどどどどどどどってやって来るんでしょう。

忘れないでいて下さいませ、ネ。六本木のど真ん中にあった、このライヴハウスを。

# by funny-girly | 2014-04-21 11:39 | Comments(6)  

お父さん

安井のお父さんが、逝っちゃった。。。

私たちに、ちょっとは連絡くれても良さそうなんだけど、、、何にもなかった。
それが、安井さん。そんな風にメチャクチャ口数の少なすぎる人。

何ヶ月ぶりかの読み合わせで、顔を合わせると、
「何か、連絡してきたってイイジャナイ、ねぇ、お父さん」
惚けた顔で「なんか、ボクに用事あったの?」

稽古がだんだん煮詰まってくると、
誰も自分の通勤着や、稽古着に気が行かなくなる。

そんな時でもお父さんだけは目立たずオシャレ。

常にカッコ良かった!
麻雀は、、、殺してやりたいほどに強かった!
でも、温和し過ぎる人だった。

弟子にまで、娘さんにまで、遠慮をしていた。
それも、最愛の奥さまを亡くされてからのようだった。

お父さんは、新派の100年記念公演の時のように思うけど、
昼の部に「婦系図」の酒井先生。
夜の部には「鹿鳴館」の飛田天骨。
後、3日で千穐楽と云う時に、東屋に座って、
雇い主の伯爵の立てたお茶を飲みながら、
実に怖い話しを話し込む。
それを。私と小間使いの久里子さんとで聞き入る場面がある。
殺し屋のメイクの下から、土気色に見る見る変わるお父さんの顔を、
芝居を離れて二人で見つめ合っていた、演出と違って二人で硬く手を繋いでいたっけ。

お父さんは役を終えるとすぐに病院に入院して、すぐ手術だった。
千穐楽まで持たす筈の薬が、3日分足りなくなっていたのに、
遠慮深いお父さん、それまで大きな病気をしたことのなかったお父さん。
もう1日くらい大丈夫。弟子もみんな忙しいんだし、、、、って人だった。

それがもう20数年前の事。
「お父さん、芝居って好きなの?」って聞いたことがあった。
「でもね、、、みき(奥さま)が死んじゃったから張り合いがなくってね」
すぐ、1秒もおかず、「でも、芝居はしてたいよ」

この、お父さんの声が、言葉が一番私の心に残っている。


もう、、、こんな、、、時間。
明日になったら、、、きっと、、、もっと、楽しい話しが書けそう、、、、、


ひとまず、、、お休み、、、、お父さん。

# by funny-girly | 2014-03-08 03:45 | Comments(11)  

お花見済んだらネ?ネ?ネ?

間質性肺炎・・・って病名を頂きっぱなしの私だけど、

12月の演舞場「三婆」

1月の三越劇場「明治一代女」

2月の演舞場「膝栗毛」

けっこう、頑張って来ましたよ。

それほどの無理もしないで。

肺って、大事なんだな、、、ってつくづく思いました。

階段が敵です。早く早く早く治りたい!

セリフよりも、歌の方が、ちゃんと呼吸するので良いみたい。

でもね、身体が自然に動くし、動いちゃいたいし、、、。

4月17日のSTB139,スイートベイジルのライヴまでには、、、

私は治る!思いっきり唄う!思いっきり飛んで跳ねます!

d0071099_7482663.jpg


d0071099_748698.jpg



未だ、春は遠いいけれど、お花見済んだら、STBって予定して置いてネ、、、

# by funny-girly | 2014-02-20 07:55 | Comments(2)  

うらみ雪

憎っい雪。
雪にメチャンコ弱い、この東京。

チョー満員のお客さまが溢れていた演舞場。
雪で行かれなくって、、、ってお客さまが。

自然のお天気の事、誰も怨めはしない。
150人の団体が崩れて良い席がら空きなのに、
勿体ない。何だかとっても勿体ない。

そんな淋しい客席を前にして、
座長・藤山直美さんは燃える!

こんな日に、わざわざいらして下さってと!
そんなところが嬉しい。凄い。頭が下がる。

だから、ご一緒してるみんなも熱演。
淋しかった客席がいつの間にか、
物凄い熱い客席に変わって、笑いこけて下さったお客さまから、湯気が出る。

獅童さんなんて、汗まみれ。
お酒が入ったらメチャメチャになる役を、ビックリするほどの熱演。

手にした彼のお守り袋が、グッチャグチャ、の汗の熱演。
楽しい一座です。
明日こそ、すっかり雪が溶けて、はち切れんばかりのお客さまをお迎えしたい。

こんな、素敵な忠太郎を息子に持っているんですもの。

# by funny-girly | 2014-02-15 02:55 | Comments(11)  

雪???だよネ。

とうとう、2月になっちゃいました。

と、、、こうして、久々にブログに向かっても、

「な、何を???」って戸惑っているだけの私です。

ま、許されたいな。

何年ぶりかの東京のどか雪。

どうやって車を捕まえたらよいのか、あらゆる手を尽くしましたが、、、、。

本当に、都会って弱いですね。

流行ばかり、口ばかり、まるで私のようです。

って云ってるヒマにも、何とかしなくては!

どうぞ、大雪の中、新橋演舞場に無事に付けますように。

# by funny-girly | 2014-02-09 07:46 | Comments(14)  

明けまして

新しい歳が、明けた。

そう、明けたんだ。

実感が無い。

芝居が続いて居るせいか?

そうでも、なさそう。

私の中の何処かに「あら、そうなの」

って、冷めている部分があるのかもしてない。

それとも、何ともはや、鬼の霍乱で病気をしたからかも知れない。

それも、「病名は変わりません。間質性肺炎です」と云われつつ、

病院から芝居に通って、点滴の針は刺したままの舞台。

熱演の久里ちゃんにムンズと掴まれて、心の中で「ひ〜〜〜〜〜」と悲鳴。

点滴もなくなり、朝昼晩にビタミン剤を飲むだけになって退院。

普通、退院って「おめでとう」の筈なのに「間質性肺炎にかわりはありませんから」

と、念を押されての退院だったせいもあり、、、、。

年越し蕎麦だ!トロロが美味しい、、、天ぷらが美味しい、、、何てはしゃげなかったし、

お不動さまに行っても、あれ買って、これ買って、、、ってこともなかった。

お札を大事に頂いて、車で待ってくれてた久里ちゃんに、甘味屋止めようって、

云ったら、いつも許さない構えの久里ちゃんが「そうしよう」って素直。

「お梅」の重さを感じてるんだなって、頼もしくなった。

私も、今までにない「秀吉」で立派にサポートしなくっては!

昨日の続きで、今日が来た。

今日の続きで初日が来た。

お正月とは口で云うばかりで、、、

つまり、、、

昨日の続きで初日が明いたのだ。

# by funny-girly | 2014-01-04 00:30 | Comments(19)  

ケンサ

11月4日に新潟の新発田での「花影の花」が終わって、
まずは、私1人の冒険も終わった。

しばしの隙間に、ほったらかしにして置いた怖い検査を、
思いっきり受けた。

父も癌。母も癌。私は95%癌だって、NYのお医者さまに云われてから、
もう、、、、何十年だろう???

年と共に、検査が怖くって逃げたくなる。
でも、この身体がたった一つの私の財産。

トラちゃんの検査が皮切りでした。

「お気の毒です。切れない癌です」
辛いつらい抗癌剤治療にトラは耐えた!
余命半年、、、がもう4年半になる。

ふた月に一度、それでも検査を受けている。
まずはトラちゃん、東大病院でくまなく検査。
d0071099_0502575.jpg

「緩解ですよ」と主治医の先生。
d0071099_053204.jpg

我が輩はトラさまであるぞぉ。
d0071099_0565068.jpg

ときたま、赤ちゃんにもなって見る。
d0071099_0582340.jpg

秋って眠いよね〜〜ふわ〜〜〜
d0071099_0593288.jpg

うん。もの思う秋。
d0071099_115638.jpg

読書の秋。。。
d0071099_134825.jpg


2人とも、検査、無事通過。
さあ!秋を頑張ろうね!
d0071099_152661.jpg

# by funny-girly | 2013-11-08 01:15 | Comments(7)  

チャレンジ

年に2回の私のライヴ。
なんだか、終わってみると、この日のために、
仕事をしてきたって、そんな感じすらする。

それほど「歌」って苦手な私なのだ。

16才でレコードレビューしたのだから、キャリアだけは半端ない。

初生舞台は、日比谷野外音楽堂。
師匠・服部良一先生が付いて来て下さって、
「大きく口を開けて、一杯に息を吸うんだよ」
そして、イントロで私は蚊を飲み込んだ。

4小節は、目を白黒させてダンマリだったと思う。

如何に音楽的に恵まれて生まれて来なかったかと云う話しは、
とても仕切れたモンじゃない。

そんな私が年に2回もライヴをやる。

「歌」と云う、制約の中で「歌詞」と云う「台詞」を、
どこまで自分の言葉に出来るか。
どこまで、この「台詞」をお客さまに伝えることが出来るか。
「唄う」と云うことは「女優=私」への挑戦なのだ。

そう、思ったら、止められない挑戦になってしまった。
そんなチャレンジに「音楽性」を保ってくれる嬉しい人「安部 潤」さん。
そして、彼が選んでくれた素晴らしい仲間。

今回、その嬉しい仲間と、挑戦の幕開き前の集合写真が撮れなかった。
残念!でも、無我夢中の挑戦は、今年も終わった。


お客さまの為に少しでも美しくありたい、って。
痩せられないクセに苦労する。

出来てきたドレスを早速、家で着てみた。ドスッピン。
d0071099_122476.jpg
d0071099_12225187.jpg

うん。腕も充分上がる。

ああ。当日。安部さんのお写真をお借りして。
d0071099_122723100.jpg


本日のスペシャルドリンク「愛の賛歌」
d0071099_12283029.jpg

岩谷時子先生に献杯。。。

d0071099_1231399.jpg

取り損なった集合写真、ピンぼけでご免なさい。
d0071099_12313935.jpg


楽屋でにっこり。メイク完了と偉大なアーティスト。
d0071099_12364185.jpg
d0071099_12353625.jpg


来年の春を目がけて、挑戦を続けます。
みなさま、どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

# by funny-girly | 2013-11-02 12:43 | 音楽 | Comments(5)  

花影の花

この10月13日に、気絶しそうに緊張したまま、
能楽堂での1人芝居「花影の花」の再演があった。

1人芝居だ。たとえ台詞トチッテも人に迷惑が掛からない。
なんて、そんな気持で楽しんで演じて来た「花影の花」。

国立能楽堂なんて、足が竦むような所でも大石りくは楽しんだ。

奈良の立派な能楽堂で、千穐楽を迎えた時も、
楽屋の外に来た鹿と楽しんだ。

新潟からスタートして北海道にも渡って。
計、10回の公演を楽しんで来た。

それが、、、どうだろう。

改めて再演となった、この13日。
恐くて恐くて震えて終わった。

そして、21日がもう、間もなくやって来る!

楽しむ、、、って感情を使い果たしてしまったのかとも思う。

銕仙会って能舞台がそうなのかも知れない。

泉鏡花先生の「歌行燈」の時、
観世栄夫先生にお稽古をして頂いた大切な思い出の場所。

能なしの芸者が唯一仕込まれたお能。
その観世先生の稽古も厳しかったっけ。

観せるって事は、楽しむ物ではない厳しい物なのだって、

私の身体の何処かが覚えていたのかも知れない。

同じ扮装のまま18才から60過ぎまでを演じる。

恐い! 本当に恐い。

だから、ここで吐き出してしまっておこう。

こんなに恐がらず楽しんだんだってことを、
思い出して置こう。
書き残して置きたい。楽しんだポスターと楽屋。

d0071099_218187.jpgd0071099_2163675.jpg


































































千穐楽の奈良
d0071099_2241211.jpgd0071099_2233721.jpg
d0071099_222449.jpg

御宗家はいつもにこやか。冒険好きな楽しみ名人
d0071099_2343619.jpg

あの〜御宗家〜 え?
d0071099_2353436.jpg

どうぞ、21日大石りくを生きられますように。。。
d0071099_2435729.jpg


あぁ。。。やっぱり恐い。。。です。

# by funny-girly | 2013-10-18 02:45 | Comments(8)  

もう、秋、ですね

台風の影響か、何だか、いつまでも、蒸し暑い秋だ。

まるで、夏を忘れるなって云われているみたい。

今年の夏は「巡業」だった。

8月18日戸田市で初日を明けて、9月30日金沢まで。

しかし、ちょこっと、東京に戻されたり、、、

不景気のせいか公演回数は割りに少ない旅だった。

早い時期に仙台に移動した。

移動日+休演日で2日間の休みが出来た。

「楽天」のお友達がネット裏に2日間とも、

ご招待下さった。しかも3人も。

他の何人かが、外野席で観ると一緒に出かけた。

1500円の外野席、後500円出すと、グリーンのユニホームを、

羽織れるらしい。2日間の観戦で、楽屋に楽天グリーンが目立った。

この、2日間「楽天」は最低なゲームだった。

打っても守っても、ダメなチームだった。

我々が芝居に戻った日、マークンが投げて快進撃が始まって優勝!

未だに「なんであんな応援しても応援してもダメなのが何で?」

優勝!が嬉しいけれど信じられない試合だった。

新派は楽天の貧乏神か。。。熱い応援が懐かしい。

d0071099_1243450.jpg

d0071099_1251429.jpg

d0071099_1263270.jpg

d0071099_1272310.jpg

こんな、オヤツも懐かしい。
d0071099_12192575.jpg



ひょこんと東京に返されたとき河口湖でコンサートがあった。

真夏にベートーベンの第九のコンサート。

憧れのテノール吉田浩之先生にお招き頂いて跳んでいった。

d0071099_12123010.jpg


お客さまが満杯に入った。PAがいる!
d0071099_12141446.jpg


コーラスが、カラフルなTシャツで並んだ!凄い!凄かった。
d0071099_12162224.jpg


バスの旅が、私は好きだ。
d0071099_12345931.jpg

d0071099_12363616.jpg
d0071099_1236114.jpg

道草も好きだ。
d0071099_1238932.jpg

小倉での公演は無かったけれど「もり田」には行った!
d0071099_12402447.jpg


何でもない知らない景色に引かれる。
知らない土地に知らない人達が住んで生活している。
そんな風景が私は好きだ。
d0071099_12433534.jpg

d0071099_124406.jpg


高速道路からの景色は観光だ。
d0071099_12473741.jpg
d0071099_12465177.jpg


京丹後から福井を通って金沢に
d0071099_12485813.jpg


そして、「三婆」の旅は終わった。
良い旅だった。お客さまのおかげの良い旅だった。

# by funny-girly | 2013-10-11 12:53 | Comments(2)  

ご免なさいませね。

お蕎麦のグチを書いてから、

ずーぅっとそのまま。

同じブログをさらしっぱなし。

ご免なさいませね。

やはり、まだまだ、書けません。

せめて、せめて、せめものことに、

秋の装いに直しておきます。

見捨てないで、下さいませね?

# by funny-girly | 2013-09-27 12:16 | Comments(6)  

苦い苦い蕎麦の味

こんな、メールが、昨日になって届いた。

作家でも、エッセイストでも、何でもない私だけれど、
いえ、それだけに、馬鹿な苦労をして、必死になって書く。

書いた後は、ホッとしてすぐに忘れる。
忘れていたところにメールが思い出させてくれた。

***************************

水谷八重子先生

謹啓 時下ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。
過日、水谷先生に146号掲載分と致しましてエッセイご執筆のご依頼を申し上げ、
先生より御稿を賜りました。誠に有難うございました。

その後先生へゲラのご確認をお願いするなど、
ご多忙の中貴重なお時間を頂戴いたしましたが、
内容につきまして再度検討を重ねましたところ、
文中にご登場の高橋名人は弊誌のスポンサーである「新そば会」の会員ではないことから、
全国新そば会で配布するには難しいとの判断に至りました。

大変楽しく含蓄ある内容でございますが、今回の御稿の掲載はお見送りさせて頂き、
新そば147号(11月発行)へ再度お書き直しをお願いする次第でございます。

大変お忙しいところ恐縮ではございますが、
なにとぞご理解を賜りますようお願い申し上げます。

また、原稿料をお支払いいたしますので、至急お振込先をお教え下さいますよう
お願い申し上げます。

どうぞよろしくお願い申し上げます。
***************************

一生懸命書きました。
料理一般、お蕎麦をウンヌンするなんて、おこがましい私です。
素晴らしいひとときの思い出を書き殴った雑文です。
使われなくなった、私の思い出。葬られた私の思い出。
ブログに残しておきたくなりました。
お暇な方はでうぞ。。。。

***************************

 もう何年くらい前になるだろうか。
 「ごくごく内輪での、お花見をするから是非どうぞ」ってお誘いを頂いた。
 
 お花見って事は、あの、悲劇の3・11の前の前の春だったように思う。
 実に魅力的なお誘いだった。
 場所がまず、憧れの三つ星レストラン。勿論、超一流のフレンチだ。
 シンデレラのお城のようなその場所を、
 一階から、四階までご自由にお楽しみって。
 各階によって、違うお料理をお楽しみって。
 あらゆるワインを取りそろえって…これは飲めない自分をチョッピリ恨んだんだが。
 
 そのお店のお庭に、桜の木がある訳ではない。
 玄関ホールイッパイに、桜の花が咲き誇っている。
 お店のオーナーのご自宅に咲いた桜がホール狭しと飾られているのだ。
 な、なんて贅沢なお花見!
 一階の1番広いお部屋は、何やらまだ準備中らしく、
 二階のお部屋で、ワインとオードブル。
 三階のお部屋も、それぞれのグループで楽しめるようにテーブル席がセットされている。
 四階が、ああ来なけりゃ良かった、デザートのお部屋。
と、その隣はバンド演奏があるらしいセッティング。
 
 各階で、勝手気ままに、フレンチのオードブルから、
 ワイン(ああ、詳しい人なら、泪とヨダレをたらすであろうに)オンチな私が一口舐めても、
 ビックリする美味しさだったから、せめて名前と年代くらいは…と悔やまれた。
 
 そうこうする内に、一階のメインのご準備ができましたので…とお知らせが。
 オナカの方もだいぶ落ち着いてきていましたし、もうしばらくして、
 皆さんがお戻りになる頃に…と構えていた。
 そろそろ伺って見ようかしら…と、一歩入って驚いた。
 
 フレンチの家具調度、豪華なシャンデリアの下に、
 大きな「コ」の字型のテーブルが置かれ、白い晒しがテーブルを覆っている。
 
 その「コ」の字の真ん中にオジサンが三人。
 ねじり鉢巻き、揃いのTシャツ。胸には大きなダルマさんの模様が。
 キョトンとしてる間に、ざるに載ったお蕎麦とつゆが運ばれた。
 やっと私は思い出した。招待状に書かれてましたっけ!
    「桜をめでて、高橋名人の蕎麦を楽しむ」

 訳も解らぬまま、フレンチに引かれて来た私だったんです。
 
 ま、ともかくメインのお蕎麦を一口。
 
 違うんです。今まで私が知っているお蕎麦とは。
 何処が?と云われても、何も云えはしませんが、とにかく、違うんです。
 魔法のようにツルツルツルツル、留まるところが無いように、
 入って行ってしまうんです。
 あっと云う間の出来事でした。
 気が付いた時には、すでに、もう、ザルは空でした。
 
 しばらく我を忘れて、ボーッとしていました。
 今、私がズルズルって食べたのは、確かにお蕎麦だった?
 お蕎麦って、こう云うもんだって、勝手に決めつけて、
 今まで真面目に味わったことがなかったのかも知れない。
 でも、違った。確かに違っていた。
 たかが蕎麦、されど、されど、何処にもない蕎麦だった。
 
 あの時いがい、あれ以降、まだ一度も出逢っていない。
 何処の、どんなお蕎麦を食べても「これじゃない」って思う私がいる。
 あのダルマ模様の高橋名人のお蕎麦に出逢ってしまった私って、、、
 幸せだったんだろうかしら?
 それとも、あの味を知ってしまった私って、不幸だったのかも知れない。

 ***************************

 蕎麦について何でも良いから書け、、、って云われて、
これ以上の蕎麦については何も書けない私だった。
 
幻の高橋名人、、、蕎麦にも、派閥があり、こんな幻の人でも、
何処かの会員、派閥に属しているのかしら、、、。

***************************

# by funny-girly | 2013-08-01 11:09 | Comments(8)  

コンコンチキチコンチキチ

さてもさても、すっかりブログにご無沙汰を。

未だ未だ死にはいたしませんわよ。
このブログ,funny girl。

6月の三越劇場の「金色夜叉」の間がまるっきり跳んでいる。
朝が早い。
セリフが大変。
足の指の骨折が痛む。

何だか三重苦で懸命に努めた舞台・金色夜叉。
いま、思うと、必死だったけれど、楽しい芝居でした。

常識を逸脱している色気違いのような赤樫満枝。
結果、実は、常識にかなった生き方の女・赤樫満枝。

挑みがいのあるお役でした。
でも、合格点の取れた回があったのか、どうか。

無かった、、、と、思います。
ああ、もう一度、挑んでみたいって思っています。
間 寛一さんの風間さん、是非その時には、是非ともよろしく。

そして。。。
むせかえるような暑さの中、
脳味噌が沸騰しそうな祇園祭の熱。

そのど真ん中での「東京物語」。
え? お客さまがいらして下さっている。。。
祇園祭の中、南座はいつも空いていると聞かされていたのに。。。
ゲリラ豪雨の中、お客さまが入って下さっている!

え?お祭りの最高潮を過ぎたのに、お客さまはいらして下さっている。
とうとう、千穐楽まで。。。
大入りを頂いて帰京。

しばし、ニャンコにうつつを抜かし、やっとブログに辿り着いた。

忘れないでいて下さいね。
私もブログを持っているってことを。
何の取り得もないけれど、御託を並べているってことを。

祇園祭の京の空。
d0071099_15192684.jpg


嵯峨に行って、懐かしい辛し豆腐を。
d0071099_15215022.jpg

d0071099_15235351.jpg


もう名前忘れちゃった。爽やかな貝柱の貝。
d0071099_15261221.jpg


夏野菜の冷たい炊き合わせ。
d0071099_15274975.jpg


ハスのうてなに乗って登場。。。

京都は千穐楽を迎えたが、愛知県知立市
石川県小松市、新潟県見附市と
後、3回公演出来る。

ああ後、3回で平山医院の家族が終わる。
でも、新派家族に終わりはない。

# by funny-girly | 2013-07-22 15:36 | Comments(21)