昨日は、本当に久しぶりに「早稲田」に行って来ました。
いつでしたか???泉 鏡花先生の「義血俠血」の朗読をやって以来でした。

良いホールです。大隈講堂小講堂、居心地の良いホールです。
初めて行ったときにクラシックな作りに感動して写メを撮りまくり、ブログ一杯にしましたっけ。

今回は、花組芝居の「花たち女たち」のトークで行きました。
「花たち女たち」は加納さんの演出で新派の新作として演舞場でやったものです。

次から次にとオシャベリをしました。
加納さん、実にソフトで純粋で、飾りっ気の全くない、芝居を愛し、愛しすぎて、オチョクッテしまう、、、作り手の加納さんって、意外にシャイなんじゃないかって気がします。

歌舞伎に憧れて、学生さんから出発した花組、、、。
歌舞伎しか知らずに、それに反発して生まれた新派、、、。

私は何故か「花組芝居」花組芝居の方達が好きです。
舞台を楽しんでる人達。真面目にドタバタをやってる人達。
どことなく、学生の気分の残る人達。
そのくせ、、、オシャレ。

新派・花たち女たちの時のあの、音楽!
セントルイスブルースマーチで刻んで開ける、第2部の幕開き!
引き抜き状態で飾られた舞台装置。
大道具を固定する間もなく、次々変わる装置はすぐ運べるように大道具さんが、裏で持っていた!

あの時音楽を手がけて下さった方は、今、ジャニーズの舞台音楽に活躍中。
あの時の舞台美術はその後、「京舞」「女将」「太夫さん」「麦秋」「三婆」と、新派の装置を作ってくれた。加納さんから頂いたものは大きい。
加納さんとのご縁は無論花たち女たちだが、これは有吉佐和子先生の「芝桜」そしてその後の「木瓜の花」との合作だったのだ。

それにしても、この所、有吉先生のお作に何とご縁のあることか。
終わったばかりの「香華」。
来年4月に松竹座で再演される「三婆」。
6月に三越で、念願かなってやれる「ふるあめりかに袖はぬらさじ」。

有吉先生、素晴らしい作品の数々、有り難うございます。
先生に「そうよ。それよ」って、お誉め頂けますように精進いたします。


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by funny-girly | 2010-10-13 14:51 | 雑文

水谷八重子 タワゴト

by funny-girly
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