ながい別れ

今日は岩谷時子先生の祥月命日、、、でした。

ヤマハホールで越路吹雪讃歌をやっているので、
今日だけは歌詞を間違えちゃいけないって、
心して、くり返し歌詞を確かめて、出て行きました。
今回、初めて唄う「一寸おたずねします」と「愛の幕切れ」
2曲は譜面台に。後は自信を持って楽屋に置いて行きました。

1曲目の歌い慣れた「パリ野郎」1番を2度唄ってしまった!
「ご免なさい。間違えました、やり直させて下さい」と、
頭から歌い直したら、、、又ダメ!3回やり直してしまいました。

岩谷先生ご免なさい。
先生が新派の「日本橋」を作詞して下さったのを、
ここに認めさせて頂きつつ、心からのお詫びを申し上げます。


あなたの名前の おとなりへ
おなじく妻と 書いてよ
可愛いことを云う 女人(ひと)はどこへ
一石橋 おぼろ夜が
ながい別れの 始まりか
心の傷あと 責められて
泣いて帰った あの女人の あの女人の
いとしい人は 旅に出た旅に出た

1日あなたの 来ない日は 人すじ髪が ぬけますと
可愛いことを云う 女人はどこへ
三月三日淡雪の
雛の祭に みた夢か
旅から帰った 火事の晩
恋に狂った あの女人は 女人は
くすりをのんで 死にました死にました

。。。曲も劇的な楽曲です。
難しい歌です。泉鏡花先生の不思議な世界の不思議な歌です。
上手に歌うことが出来たらと思います。
いつか、きっといつか、上手に、、、
この「女人」の「お孝」が唄えたらと思います。岩谷先生。
by funny-girly | 2016-10-26 03:05 | 音楽

水谷八重子 タワゴト

by funny-girly
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31