お招き

11日は一回公演。
キャストばかりで、伏見の「海宝寺」さんに、普茶料理を
お呼びいただきまして、行って参りました。

うーーぅ、うーーーーぅ、ウーン!!!!
美味かったぁ。最高。まるまる一年思い続けて待った味!


大きな梅の実を、何度も何度もたいて、壊れなかった実だけを、
サッと、半分だけに衣を付けて揚げて、おだしの中に浮かべて何気なく出てくる。
うううう〜ん、、、何て、贅沢、何て、美味い!!!
決定的にお腹が空いてるって自覚させられる。

あんかけ野菜の前菜。さっぱりして、う〜ん美味い。
腹よ、しばし落ち着け、これからだ、、、といさめられた感じでパックリ。

ハイハイ、お食事ですよって感じで、大きなお皿が出てくる。
4人前づつ盛りつけてある。
この宗派の教え、、、一つの器から、みんなで分け合って食すのだ。
恥ずかしながら、一等先に飛びついてしまう。
せめて、人の分を食べないように皆で数えながら取り分ける。
高野豆腐の凝った煮付け、ひろうすの味のしっかりした美味さ。
豆腐をお寿司みたいに綺麗に巻いて、中にいろいろな物が入って、
なんて凝っているのだろう。生ぶも美味しい。
あっという間に大皿は空。

京風「ナムル」みたいな中皿が出た。
4種類が全て、繊細な味付けで、これまた感動。

又、大皿が、、、、、来たぁ。
何種類もの天ぷらが、4人前づつ乗っている。
お精進なのに、豚の天ぷらが一切れだけ入っている。
ビックリがまた楽しい。椎茸の味付けのおいしさ。
残念だったのは、干し柿の天ぷらが今年はなかったんですよ!!!
天候のせいで、出せなかったんだって。
そんな一切れを覚えているって感心された。
食いしん坊だし、忘れられない、、他にない味だもの、、、。

次のお汁が、これまた感動物。椎茸を甘く煮て、あんこに見立てて、
百合根で包んで、その周りを道明寺で固めて、
たまらないお味のお汁にポコン。
あ、あ、あ、食べ終わっちゃう、、、と食べてしまって。

手桶にご飯が出てくる。
お茶の葉の、先っぽの葉の部分だけが、ご飯に乗っている。
それをかき混ぜてよそうのだ。

軽い。ともかくご飯が軽くて、どんどん入ってしまうのだ。
そのおかずも憎い。ウサギさんの形に切ったタクワンと、
奈良漬け、柴漬け、、、、シラタキを空だきして、水気を飛ばして、
ショウガで味付けしたのが、、、あ〜美味い。三杯、、、お変わりしちまった。

今年はみんな食べる方に回って、お酒が進まなかったみたい。

有り難う。海宝寺さん。ご一家総出の歓迎がどんなに嬉しかったか。
京都、、、好き。伏見好き。海宝寺万歳。
有り難うございました。
by funny-girly | 2008-09-14 01:53

水谷八重子 タワゴト

by funny-girly
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