あぁ芝居、、、

私、結構、図々しく、平気の平左、開き直りで、
今まで芝居をやって来たように思う。
ビデオの類も見なかった。

それが、何だかこの頃、劇団、、、と云う物が大切で大切で、大事に感じられて。

勿論、新派、、、と云う劇団が愛おしくて堪らないのだか、
それと同じに、伝統、個性を持つ劇団の意味が、
いい年してやっと解って来たように思う。

東の新派。西の新喜劇。

その新喜劇からお声がかかった。
今までなら、ちょっと親戚の家に行ってくるわ、、、位に感じていたのに。

藤山寛美二十七回忌追善〜祖父藤山寛美から孫へ、、、凄い公演。

新喜劇の寛美先生、お得意の芝居4本。
総て、20代の藤山扇治郎さんが若さとエネルギーに溢れて努める。

その中に、客演する私。
ゲストって、ゲストはゲスト。自分なりにパーッとやれば良い、、、
なんて、この場合、大きな間違い。
達者な方々が、新喜劇流にお勤めになっていらしたお役。
同じように努めなくては申し訳ない。って、頑なにそう思った。

ビデオを貰って見まくりました。
ああ、私はこんな風には出来ない。ってしぼんじまった私だ。
大阪弁、、、ってハンデは大きい。
劇団の人達はみんなメチャ優しいから、大丈夫大丈夫って云って下さるが、
大丈夫でないことは自分で良く分かっていた。

「はるかなり道頓堀」は泣かせて笑わせる、名作だ。
名作だ!って持った途端に、凹んじゃう。

前になさっていらした大津嶺子先輩は物凄いテンポだ。
チャッチャとした芝居茶屋の女将さんだ。

ひと月、コンプレックスの塊だった私のHPにお便りを頂いた。

昨日演舞場を拝見しました。なんて温かいお芝居。
最後のシーンが道頓堀でなかったら、新派の演目と思ってしまいそうです。
舞台の要を八重子さんが務めて下さったからだと思います。
ほんの少し馴染みきれない大阪のお芝居を、新橋演舞場のお芝居にして、
客席をグイッと引っ張って下さったのが八重子さんです。
観客のハートのつかみかた、舞台での品格の高さは他の方に追随できるものではございません。
八重子さんの存在あってこそ、私たちは大阪の芝居町の灯りを素直に感じることが出来ました。
本当にいい舞台を観ることができました。
それでもやっぱり道頓堀ではなく、日本橋が、佃が恋しくなってしまいます。
もっともっと新派が見たいです。
今は九月の深川と湯島が楽しみでなりません。
どうかお身体をお大切に。今月もいいお芝居が観られて幸せでした。
ありがとうございました。

有り難うございました。本当に有り難うございました。
こう云う方がいらして下さって、役者は自殺せずに済むのでしょう。

新喜劇の皆さん、大阪の新派の親類でいて下さいませね。
大阪を、道頓堀を守っていらっしゃるように、
新派も、お江戸の風景を、風俗を風習を守って参ります。
by funny-girly | 2016-07-29 15:13 | 芝居

大阪、道頓堀の芝居茶屋から、お暇がでました。

昨日、新橋演舞場での藤山寛美二十七回忌、七夕公演が終わりました。

素敵な公演でした。

あのオモロイ渋谷天外さんが、いつの間にか、

大きな、頼りがいのある、良い座頭さんになって、

藤山先生のお孫さん、藤山扇治郎さんの素晴らしいPTAになっておられました。

先輩後輩、ハッキリしつつ皆が一致団結。

劇団員、お揃いの団服を持ち、勿論男性は紋付き袴を持ち、

ご挨拶口上の時に、全員が揃うと云うのが羨ましかったです。

昔は新派も豪華な団服をもっておりましたが、、、。

ま、そんな、こんなで、ゲストのお勤めを果たせたのかどうかは、

分かりませんが、大阪の新派の親戚は、これで大阪にお帰りになります。

偉大な藤山寛美先生に「本家、本家」と仰有って頂いた新派、

9月公演では「本家」に相応しい、良い芝居を、

しっかりお見せ出来ますように頑張りたいと思います。


頑張りたいと(思います)って運動選手の皆さんが仰有るたびに、
(思う)だけなら誰だって思うよ!って思ってたんですが、
ああ、ハッキリ勝敗の付くアスリート。
どんなに頑張っても相手のあること、、、当然な発言、と、
思うようになりました。
役者はそうじゃない!はっきり申します。

9月演舞場公演、松竹座公演、目一杯頑張ります!
by funny-girly | 2016-07-25 12:42 | 芝居

水谷八重子 タワゴト
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